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「30未達」の光と影。何が藤井聡太四段と安倍総理の明暗を分けたのか?=近藤駿介

稲田防衛相が35回も繰り返した「誤解」

「私としては、防衛省、自衛隊、防衛大臣としてお願いするという意図は全くなく、誤解を招きかねない発言であり、撤回をしたということであります」

「誤解」という単語を35回も使い、問題を「防衛大臣としての資質」から「真意が伝わらない表現を使ったこと」にすり替えようと必死に弁明を繰り返す稲田防衛相。

しかし、防衛大臣は国家存亡に関わる極めて重要な指示を自衛隊に出す立場にある。こうした立場にある防衛大臣に必要な資質は、誤解を招きかねない表現をせずに、「明確な指示を出せる能力」を有していることのはずである。

「誤解を招きかねない発言」を撤回することで逃れられると考えている時点で、防衛大臣の資質に欠けることに気付かないことこそが、「防衛大臣の資質に欠ける」証明。

どのように弁解しようとも「防衛大臣の資質に欠ける」という事実を覆すことはできないことに、総理とご本人はいつ気がつくのだろうか。
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