ビットコインは「4000ドル近くまで上昇」、ゴールドマン・サックスの市場予想

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2017年に入り、ビットコイン(Bitcoin)価格は急騰している。1月1日に11万5,100円でスタートしたビットコイン/日本円(BTC/JPY)は5月中旬には34万5,065円の過去最高値に達し、年初から約3倍の上昇を見せた(フィスコ<3807>傘下のフィスコ仮想通貨取引所チャート)。ビットコイン/米ドルも同様に、1月初頭に1,000米ドルに到達後、6月中旬に3,000米ドルを超えて過去最高値を達成した(Coin Market Capより)。

ゴールドマン・サックスのテクニカル戦略部長Sheba Jafari 氏は先週末、ビットコイン/米ドル市場は長期的にはまだ上昇トレンド内とする分析を顧客に送っているとBusiness Insiderで報じられた。分析の中では足元のビットコイン市場をテクニカル理論のひとつであるエリオット波動の「第4波の調整場面」と捉え、一度大きく下落したとしても「1,857米ドルを大きくは下回らないだろう」とし、この後に続く第5波では「最小で3,212米ドル、最大で3,915米ドルまで上昇するポテンシャル」を持つと見ている(Business Insider”GOLDMAN SACHS: Bitcoin could see a big drop then surge to almost $4,000”参照)。

ビットコインがどこまで高値を更新するのかを予測する上でこうしたテクニカルな視点は興味深いが、今月末にはビットコインの価格のみならず将来を左右する重要なイベントが控えている。7月下旬から8月1日にかけて、技術的な仕様変更の適用が複数予定されているのだ。この仕様変更には主張が異なる複数の派閥が存在するため、一時ネットワークが不安定になる可能性や、深刻なケースではビットコインが複数の種類に分裂する可能性がある。価格も動向によっては大きく変動することが予想される。

取引所やコミュニティでは同期間の取引や送金を控えること、自身のウォレットに保管するなどして状況が明確になるまで動向を注視することを呼び掛けており、こうしたファンダメンタルズがビットコイン価格や仮想通貨市場にどう影響するかも注意が必要だ。

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