日清食品有限公司は9月上場か、香港IPOで220億円調達へ

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日清食品ホールディングス<2897>の香港子会社は、早ければ9月にも香港市場に新規上場する見通しだ。計画が順調に進めば9月末、遅くても10月には上場したい考えという。新規株式公開(IPO)による調達規模は15億6000万香港ドル(約220億円)に上る見通し。香港メディアが19日伝えた。

日清は5月、香港証券取引所に香港子会社の上場を申請。上場を通じ、戦略的パートナーシップの獲得、中国事業の買収・拡大を目指す。また、中国でのブランド認知度の向上、販売ネットワークの拡大、生産・研究開発力の強化を図る考えだ。

上場を申請したのは、1984年設立の「日清食品有限公司」。日清は中国・香港で、カップ麺「合味道」や袋入り麺「出前一丁」などを展開している。特に香港の即席麺市場では高いシェアを誇り、現地メーカーの「公仔麺」や「福字麺」なども傘下に収めた。日清が先ごろ発表した2016年12月までの9カ月決算によると、中国・香港での売上高は261億円(前年同期比13.6%減)と、全体の7%を占めている。

日清は昨年6月、中国浙江省と香港に即席麺の新工場を建設すると発表。投資規模は100億円近くに達するとみられている。浙江の工場は新設し、香港の工場は既存工場を拡張する方針。日清は現在、上海市と広東省に工場を構えている。

日清食品の創業者は、1966年に日本に帰化した台湾出身実業家の安藤百福(台湾名:呉百福、1910年3月5日~2007年1月5日)。「チキンラーメン」や「カップヌードル」を日本で開発し、インスタントラーメン産業を世界に普及させた。

【亜州IR】

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