ビジョン、2Q営業利益52.3%増 グローバルWiFi事業が大幅な増収増益を達成

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2017年8月9日に行われた、株式会社ビジョン2017年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

  • 業績ハイライト(2017年12月期第2四半期)
  • 2017年12月期第2四半期決算概要(連結)
  • 営業利益増加要因
  • クラウドWiFiの活用
  • セグメント実績・概要
  • グローバルWiFi事業 業績推移
  • 情報通信サービス事業 業績推移
  • 連結貸借対照表
  • 今期業績予想
  • 業績推移
  • 中期的な利益成長イメージ
  • グローバルWiFi事業 成長戦略トピックス
  • 旅行関連サービスプラットフォーム①
  • 旅行関連サービスプラットフォーム②
  • 旅行関連サービスプラットフォーム③
  • 旅行関連サービスプラットフォーム④
  • 旅行関連サービスプラットフォーム⑤
  • グローバルWiFi事業 レンタル件数推移
  • グローバルWiFi事業 法人、個人利用率
  • グローバルWiFi事業 顧客属性(過去累計)
  • コア戦略
  • 「グローバルWiFi®」 「NINJA WiFi®」
  • 「グローバルWiFi®」「NINJA WiFi®」競争優位
  • グローバルWiFi事業・ビジネスモデル
  • インターネット接続手段比較
  • グローバルWiFi事業の市場規模(日本)
  • グローバルWiFi事業の市場規模(世界の海外渡航者)
  • グローバルWiFi事業 成長戦略①

業績ハイライト(2017年12月期第2四半期)

佐野健一氏:まず、業績のハイライトでございます。売上高、各利益とも、同累計期間において過去最高値を更新いたしました。詳細につきましては、次で説明させていただきます。

2017年12月期第2四半期決算概要(連結)

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まず、売上高からご説明します。昨年第2四半期(の累計実績は)、下に書いてございますが、69億5,200万円。そして当期が83億5,000万円というかたちで、20.1パーセント伸びております。

売上総利益に関しましても、(昨年第2四半期の)39億9,700万円から48億5,100万円と、こちらも21.4パーセント伸びております。

営業利益に関しましては、5億5,800万円から8億5,000万円ということで、昨年比で52.3パーセント伸びております。

経常利益でございます。5億3,100万円から8億5,000万円ということで、こちらも60.1パーセント伸びております。

親会社株主に帰属する四半期純利益でございますが、3億4,100万円から5億7,100万円ということで、こちらは67.2パーセント伸びております。

営業利益増加要因

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この営業利益の増加要因でございますが、まずクラウドWiFiの活用による出荷オペレーション自体の効率化ということが1つございます。

また、数もどんどん増えてきておりますので、原価そのものを低減化するということ、そして販売効率そのものを改善してきているというところです。

まず売上原価率に関しましては、前年同期比で0.6パーセント減。

そして売上販売管理費率に関しましても、前年同期比で1.6パーセント減というかたちになっております。

その結果、営業利益率が前年同期比で2.2パーセント増えているということでございます。

クラウドWiFiの活用

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先ほど説明したクラウドのWiFiでございますが、どういうものなのか申し上げます。日本で発売している通常のポケットWiFiは、SIMカードが各デバイスの中に入っているかたちになると思います。

みなさんご存じだと思いますが、それをサーバー上ですべて管理するというかたちで、各国に入った瞬間に、その国のSIMカードをお客さまに割り当てていくかたちになります。

そのため、使うギガ数そのもののロスも少ない。また、出荷のときに、「この国は未出荷だからこのSIMを入れなきゃいけない」といった煩雑なところを、よりショートカットできるような仕組みになっています。

「グローバルWiFi for Biz」というサービスをこの間発表しました。空港でレンタルする、そして返す。この行為をしなくても、企業さんに置きっぱなしで、行くときに申し込みもせず、使っていただくと企業さんに請求がいくというような、中間の工程がかなり削減できるようなタイプを導入してきています。

そのため、今までの通常のレンタルというかたちから、社内でシェアリングして使っていただけるようなものに変わってきているということです。

ただし、まだ20パーセントぐらいしかこのクラウドを導入していませんので、すべての国で使えるようになっているわけではありません。ですので、各国の通信キャリアさんと交渉しながら、よりクラウド比率を上げていけるような取り組みを、今各国でやっているという状態でございます。

セグメント実績・概要

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セグメント別の実績でございます。

まず、グローバルWiFi事業でございます。昨年約34億円だった売上高が、今年は47億3,200万円になりました。昨年比でいうと、12億5,400万円増えている。増加率は36.1パーセントです。

情報通信サービス事業に関しましては、(昨年の)34億6,700万円から(今年は)35億9,200万円。こちらは、1億2,400万円の微増ということでございます。

セグメント利益でございます。グローバルWiFi(の利益は)、昨年は3億9,900万円でした。今年が7億3,700万円ということで、昨年比で3億3,700万円、増減率でいうと84.5パーセント伸びている。

情報通信サービス事業が、(昨年の)5億6,000万円から(今年は)5億9,900万円。プラス3,800万円で、6.9パーセントの微増。

報告セグメント全体で、(昨年の利益は)9億6,000万円だったものが、(今年は)13億3,600万円。調整前ですが、39.2パーセント伸びているという状況です。全体で、52.3パーセント伸びているということでございます。

グローバルWiFi事業 業績推移

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これが、(グローバルWiFi事業の業績推移を)時系列にしたグラフに置き換えたものでございます。ポイントとしてはまず、実は第2四半期は閑散期であることです。法人さまでいうならば、人事異動等が3月末にありますので、なかなか海外に渡航しづらい。

個人の方々も入学や卒業旅行を終えて、社会に出てくる方々も多くいらっしゃるということで、海外渡航は年間の中で一番少ないクォーターです。

しかし我々は、法人のお客さまに幅広くご登録いただいております。後ほど説明しますが、全体の中でも法人の比率を非常に高く獲得していますので、その方々のリピートの取り込み(により、閑散期ながら大幅な増収増益でした)。

そして、今まで累積で使っていただいている個人の方々がリピートしてくださっていますので、その方々に下支えをしていただいている。かつ新規のユーザーも、渡航が少ない中でも全体で1,700万人アウトバウンドしている中で、我々がとっている数字というのはまだまだ少ない数字でございます。まだまだ、変化率を出せる状況にあるのかなと思っております。

情報通信サービス事業 業績推移

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続きまして、情報通信です。こちらもグローバルWiFiの事業を作って、実はずっと情報通信のチームから、人を移し続けています。新規採用ももちろんあるのですが、(人員の)ほとんどが、情報通信のチームから人を移し出しています。

新卒を採用すると、ほとんどのメンバーが情報通信に入ってくる。その意味ではこの3ヶ年も、それほど人を増やすことがありませんでした。

まず、Webマーケティングというところで顧客の獲得。そしてカスタマー・ロイヤリティ・チーム(CLT)。これは佐賀県に、専用の法人向けコンシェルジュサービスを持っておりますが、ここでユーザーさんとの強いグリップですね。

そして営業部。この3つをハイブリッドしたセールスモデルというのを私どもの強みとしておりまして、そこでの獲得を構想している。きちっとストック型のモデルになっていますので、多くのお客さまが離反しない、流動化しないということで、私どものストックが徐々に積み上がっていく。

その基本的な、お客さまに対するクロスセル・アップセルというところが、いっそう増収を生み出してきている。ですので、新しいメンバーがジョインして、そのメンバーが成長し、そしてそのメンバーがまたグローバルWiFiに出ていく。このような循環で、組織を拡大してきております。

連結貸借対照表

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続きまして、連結貸借対照表になります。こちらは、順調にすべて増加しているという状況です。

今期業績予想

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今期の見通しでございます。売上高は12.6パーセント増、営業利益は16億円の、24.5パーセント増を予想しております。今日適宜開示させていただいた中で、純利益自体がすでに上振れ30パーセントを超えているという状態でございます。

上方修正しないのかというお言葉をいただくのですが、我々はグローバルにビジネスを展開していますので、まだまだ世界情勢含めて、不安定要素はまったく0ではないという中で、かつ投資もしっかりやっていく。このことを踏まえて、明確になった段階でそちらはご案内させていただこうと思っております。

これが今年の私どもの目標値でございまして、当期純利益で10億4,500万円。昨対比で28.5パーセントという予想でございます。

業績推移

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こちらが業績推移です。(売上高の進捗率は)一昨年前が中間期で46.8パーセント。昨年が46.3パーセント。そして今年は、昨年を上回ってきて50パーセントという売上高の進捗でございまして。

営業利益(の進捗率)に関しましては、一昨年が43.3パーセント。昨年が46.2パーセント。今年が52.9パーセントと、過去3期でみると、一番進捗がいい状況になっております。

中期的な利益成長イメージ

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続きまして、私どもの中長期的な利益成長イメージでございます。2つの事業がありますが、まずグローバルWiFi事業。世界展開しており、今アメリカに出ております。タイや中国のフランチャイジーとか、マレーシアなどの会社にもそうですし、直営出している韓国や台湾エリアでも、もっと伸長させていきたいということで取り組みをやっています。

また、後ほど説明しますが、旅行関連サービスプラットフォームですね。今、さまざまな準備をしていまして、そちらが今後の利益を押し上げていく要因になっていくだろうと思っております。

情報通信サービスにつきましては、先ほど説明したチャネルですね。こちらの再強化をしっかりやっていきたい。第1ステージはアウトバウンド、日本から世界に行く方々。

続く第2ステージはインバウンド、世界から日本に来る方々。

そして第3ステージは、海外から海外。世界中、国を跨いで渡航される方々が、私どものターゲットであると考えております。その市場規模等は、後ほど説明させていただきたいと思います。

グローバルWiFi事業 成長戦略トピックス

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こちらが、旅行関連サービスプラットフォームの図でございます。ここは、ちょっとアップデートされた部分がありますので(お話しします)。

昨年1年間で「グローバルWiFi ®」と「NINJA WiFi」を、あわせて192万人に使っていただきました。その延べの宿泊日数が、1,344万泊でございます。そして、この上半期でもうすでに、125万人にご利用いただいておりまして、延べの宿泊日数が877万泊。「グローバルWiFi ®」は、例えば海外に行かれる個人の方々がいらっしゃるとすれば、年に2、3回使っていただけるということです。

ただし、我々のこちらの旅行関連サービスプラットフォームに関しては(使用回数を増やせます)、例えばグルメ。食事は1回のところで1回ではありません。それ以外のものも、もちろんアクティビティ等も含めて、1回の旅行で3回やる。もしくは1回のところで5回食べる。

このように、実はチャンスがかなり多くあると我々は考えています。今、テスト的にいろいろとやっていますが、非常にお客さまからは、「こういうサービスあるといいね」という声を頂けているのかなと思っています。

それともう1つ、ウェアラブルの翻訳デバイス「ili」ですね。これは、アウトバウンド用のレンタルを5月から正式に開始させていただいております。そして、昨日(2017年8月8日)新たな発表をさせていただきました。

「ili」の「for Guest」を導入したい企業さんに、先着500社、無料で10日間お試しレンタルができるということ。やはり世にないものですので、使っていただいて、これをどういうふうに活用するのかをご認識いただくということが、一番いい。

そこでしっかりリードを取って、提供者数を増やしていきたいということでやっております。今は、日本語から中国語・日本語から英語・中国語から日本語というかたちですが、これから(対応)言語も増えていきますし、英語から日本語というものもサービス提供できるようになっていくということでございます。

日本で最も外国人が多い京都、浅草、そして新宿、歌舞伎町のど真ん中。この3つの中で、我々の本社もあるお膝元で、よりケアもできる環境でやろうということで、歌舞伎町も今、ものすごくきれいになっています。

ダークなイメージをお持ちの方、いっぱいいらっしゃると思います。ゴジラロード、ドン・キホーテからTOHOシネマズさんまでの間が、非常にきれいになってきています。そこに(インバウンド観光ビルの)「歌舞伎城」を出しております。ポケットチェンジという、海外から帰国したときにお手元に余っている通貨。

これをそのマシンに入れると、なんと「楽天ポイント」とか「Amazonポイント」とか「Edy」とかに変えることができる。多分、世界中に数千億円以上の埋蔵金があるのではないかなと思っておりますが、国内にもものすごく需要があります。(外貨両替サービスが)空港以外で唯一歌舞伎町にあるというところで、毎日小銭を持って、お越しいただく方々がいらっしゃる。

また、エボラブルアジアさんとも提携しております。より外国人の方々に日本を楽しんでいただく、もしくは歌舞伎町という街を安全に楽しんでいただくというサポートも含めて、私どもはやっております。もちろん、店への「ili」の営業というのも、ここで試すこともできますので、1つのいいタッチポイントになっているということでございます。

旅行関連サービスプラットフォーム①

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こちらは、先週発表させていただいた「インバウンド対策.com」と(いうサイトです)。先ほど申し上げた「ili」の無料のお試し500社受付を、1つの目玉にしています。我々はここの「NINJA MEDIA」というところで、今手渡しのフリーペーパーを展開しております。

「なんでこんなにお客さんがくるの?」と、大手さんからも非常にご好評いただいています。これはフリーペーパーといっても、ラックにおいてあるわけではなくて、僕らが手渡ししています。もしくは、ポーチに同梱している。

ほぼみなさんに見ていただけるメディアになっている。さらに、我々は動画のプラットフォームの、「DOGA.TV」というものを持っています。私どもの社内に外国人YouTuberが3人います。日本の伝統的なものやさまざまな体験、もしくはミニストップさんとかスシローさんでの店内でのマナー。

そういったものが細かいテイストで外国の方々に伝わるようなプロモーションを、動画で作って、集客活動をやっているということです。

旅行関連サービスプラットフォーム②

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これは、旅行関連サービスプラットフォームをさらに巨大化させようということで、昨日(2017年8月8日)発表させていただいた、中国でナンバーワンクラスの「UROAMEDIA」という会社と、韓国の「WIDE MOBILE」という会社(との資本業務提携です)。

我々にとって、韓国では一応「WIDE」さんは、強豪にあたるわけです。中国は、我々は卸でしか展開していないので、それほど直接の強豪ではないのですが。この各国のナンバーワンクラスがきちっと連携して、外国人の方々にリーチをきちっと増やして、行動そのものにいい影響を与えていく。もしくは、新たな収益源として育てていく。ガイドブック、販促物、動画。歌舞伎城も、その1つですね。

中国の(UROAMEDIAが提供する海外用WiFiルーターレンタルサービスの)「UROAMING」さんが、今、レンタルしている数が600万人と言っておりますので、かなりの数を日本向けにも送客しているという状態です。

そこで、やはり「WeChat」などを使った、ソーシャルメディアでのリーチを張っていく。もしくはメールでアクションしていく。この3つの資本業務提携については、時間をかけて作り上げてきたわけですが、非常にいい効果を未来に発揮できるようにしていきたいと思っております。

旅行関連サービスプラットフォーム③

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資料左側は「SHINOBI」と呼ばれるフリーペーパーです。今は、羽田空港で京急さんとシャープさんと連携しています。翻訳の観光ガイドおよび翻訳をしてくれるロボットの、ロボホンもございます。

資料右側は、「DOGA.TV」です。(資料下部の右から2番目の画像の)彼もうちのYouTuberでして、かなりの動画数が今上がっていて、どんどん再生数も伸びてきているということでございます。

これは、WIDEさん・UROAMEDIAさんも国内のインバウンドにとどまらず、海外に行かれるお客さまをもっておりますので、そういったところでも将来連携していこうということを目指した商業提携であります。

旅行関連サービスプラットフォーム④

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そして、こちらは「ili」ですね。今使っていただいた方々に、4月ぐらいからずっとテストマーケティングして、これから本格的にお金払って使っていただいています。さまざまないい声を頂いていますが、1個だけ言うならば、「ちょっと恥ずかしい」と。

でも、「慣れるといいね」という感想を頂いています。今まで海外に行けなかった方々に「行きたいね」と言っていただけたのが、1番僕にとっては嬉しくて。先進国の中で残念ながら日本は、パスポート保有率がほぼ最下位に近いという状況です。

もちろん企業さんが、これからグローバルに進出していくということはもっともっと増えていくと思っていますので、そこのニーズは増えていくだろうと。

少子高齢化で人口が減っていく中で、国内の旅行そのものもインバウンドで、かなり値段も高くなってきているということも考えると、海外に行くっていう選択肢は今まで以上に増えてくんじゃないかなと思います。

これは値段的な部分と、もっとゆっくり休みたいという部分。中国国内も、国内旅行が今まで2時間で行けたところが、みなさん旅行に行けるようになってしまったので、インフラが整っていなくて8時間かかってしまう。これだったら、海外に行った方がいいよねというような状況があります。

なので、今は2,000数百万円ですが、4,000万円、6,000万円、そして1億円っていうインバウンドの数が実現すると、日本もこれから同じような状況が起きてくる。

そうなると、やはり1番のネックになるのが言語。それは解消できる。この「ili」は、育っていきます。最初からパーフェクトではないです。旅行用にフォーカスして作っています。ですが、なににエラーが出たのかということをわかっていますので、それをどんどん修正してレベルアップしていく。

そして、みなさんのお店やメニューの名前が特殊だとしても、それはエントリーしていただければ、その翻訳の仕方をオリジナルで作ることができるという仕組みになっていますので、これはともに育てていきたいなと思っています。

より多くの方々に使っていただければ、より進化していく。そちらを楽しみにしているので、我々ががんばらなければいけないということでございます。

旅行関連サービスプラットフォーム⑤

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こちらが「歌舞伎城」ですね、繰り返しになりますが、(外貨両替の)ポケットチェンジ(を設置しています)。そして、外国人に喜んでもらえるような体験スペースや、“和”をテーマにした居酒屋。僕らが経営しているわけではないのですが、2階・3階にございます。あと4階が、ルーフトップのバー。

ゴジラの目の前ですので、1時間ごとにゴジラが吠えて煙を吐く。それを背景に写真に撮って、楽しんでいただく。そういったこともできますし、ちょっとまだまだ体験的なところが多いのですが、仕入れる情報がこれから増えていけば、手の打ちどころがもっと増えるのではないかなと思っております。

グローバルWiFi事業 レンタル件数推移

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これがグローバルWiFi事業の、レンタル件数でございます。昨年114万件のレンタル件数、今年は今上半期で73万6,050件でございます。海外のところはまだまだ伸びているわけではありませんが、日本のインバウンドは伸びています。

ロスでも韓国でも台湾でも売っていますが、ここも大きく伸びてきているということでございます。

グローバルWiFi事業 法人、個人利用率

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こちらが、法人と個人の比率でございます。資料の下が1~6月期、上が4月~6月になっています。4月から6月に関しては法人が48.1パーセントで、法人比率が非常に高くなっている。

金額ベースに関しましても、法人さまは長く渡航しますので、額が高い。55.8パーセントの比率を、法人さまが誇っているということでございます。

グローバルWiFi事業 顧客属性(過去累計)

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顧客属性の年代別です。もうどの世代も、まんべんなく使っていただいています。

50歳を超えてきても、iPadの利用率が非常に高くなっています。やはりスマートフォンだけではなくて、PC、そしてタブレット、そして他のウェアラブルデバイス。それをWiFiでつなぐ、そして一緒にシェアリングして使うということも含めて、どの世代でもご活用いただけているのかなということでございます。男女ともにですね。

コア戦略

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我々には、戦略が3つあります。1つはニッチなマーケットにフォーカスして、攻めていくこと。なので、海外渡航というところにフォーカスした関連サービスを増やしてきている。

そうは言っても、値段を安く提供できるかというところも、海外のローミングと比べれば8割とか、もしくは一緒にシェアリングして使えば9割以上料金が安くなりますので、そういったプライスでのリーダーシップ。

そして、クオリティですね。全世界のキャリアとさまざまな交渉を重ねて、より品質の高いネットワークをみなさんに提供できるような取り組みをやっている。

例えば、1つの国で2つのキャリア、3つのキャリアと付き合っているということ等もあります。

ですので、先ほど言ったクラウドのところで、わかりやすく言うと、この例はちょっと海外で置き換えてほしいのですが、ドコモとauとソフトバンク。日本にある国内キャリアは、すごく電波がいいので、どのキャリアももう変わらないという状況でした。

ただ、今から20年ぐらい前になると、「このエリアはこのキャリアが強いけど、一方でこのエリアはこのキャリアが弱いよね」みたいなことがあったと思うんですね。

日本は国土が狭いので、これだけのネットワークを張ることができている。アメリカみたいな広さの国土であれば、同じことはやっぱり簡単にはできないわけですね。そうなると、やはり「このキャリアは、このエリアは強い・弱い」ということが出てくる。

しかし、クラウドになると同じ国の中でも、例えばドコモが圏外になればソフトバンクにスイッチする。こういったことが、世界中でさまざまなキャリアさんと付き合うことによって、展開できるようになってきますので、より、世界中で1番広いカバレッジを我々が実現することができる。

すなわち、それがユーザーファーストのクオリティにつながっていくということだと思っています。

あとは、我々と長く付き合っていただくっていうことを前提にしていますので、クロス・アップセルで、みなさんに商品を適切なタイミングで提供していくということをやっております。

「グローバルWiFi®」 「NINJA WiFi®」

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今年の夏も、かなり多くの方々にお申し込みをいただいております。もう大行列になっているので、なるべくそれを緩和すべく、IoTの我々がベンチャーさんと作っている「スマートピックアップ」と呼ばれる、ロッカー型のマシン。QRコードをかざすとガシャッと出てくるようなマシンがあります。

そういったものをより多く設置すること。そして先ほどのクラウドfor Bizを法人さまに提供することによって、より空港のタッチポイントの混雑の緩和ということも、合わせてやっていきたいと思っております。

「グローバルWiFi®」「NINJA WiFi®」競争優位

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これが特徴です。

コストは先ほど言いました9割近く安いと。

エリアに関しては、業界最多クラスの200以上の国と地域で使えます。

快適さに関しては、世界中のキャリアと提携していて、世界51のパートナーを含めた拠点で、ユーザーさんをサポートできる体制(がございます)。

そして、空港カウンターを多く設置しています。我々はもともと法人に対する営業が強い会社ですので、そこの取り込みを積極的にやれているというところが、競争優位性でございます。

また、トリップアドバイザーから、2014年と2016年にこれは勝手に調査されていて、顧客の満足度(旅行者のお気に入り「モバイルWi-Fiルーター」)はナンバーワンということで表彰されています。

グローバルWiFi事業・ビジネスモデル

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これがグローバルWiFi事業の仕組みでございます。世界中の通信会社から我々が仕入れて、そしてユーザーさんに展開しているということです。

ほぼ90数パーセントはクレジットカード決済、あとは法人請求になっております。

インターネット接続手段比較

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よく質問が出るのですが、Wi-Fiスポット・国際ローミング・SIM・我々のWi-Fi。これら4つ、使える手段があります。

それぞれ一長一短あります。

Wi-Fiのスポットは、徐々に増えてきているものの、やはりみなさん海外に行かれてよくわかるとおり、先ほど言いましたように、海外は国土が広いので、Wi-Fiを敷設するのはまず難しいと思います。

実はそれだけではなく、海外のホテルで「なんでこんなに通信が遅いの?」と感じたことがある方々、多分いっぱいいらっしゃると思うんです。日本みたいに光ファイバーがこんなに網羅できている国というのは、韓国と台湾ぐらいです。

要は国土が狭い所しか、実は固定のネットワークスピードというのは上がらない仕組みになっているのです。なのでアメリカは昔、ワールドコムか、そのビジネスが倒産しましたけれど。

そういう固定のインフラを世界中に引いていくということは、やはり非常に難しいことですので、モバイルを活用したネットワークの拡充を、全世界のキャリアさんがやっています。

かつ日本国内においては、みなさん最近Wi-Fiを使わなくなったんじゃないかなと、僕なりに思っているのですが。ソフトバンクさんとか各キャリアさんが、「ギガモンスター」みたいな、大きなギガ数が使えるものをどんどん出してきています。

ですので、わざわざWi-Fiスポットでフォローしなくても、自分のギガ数で消費ができるようになってきているということなので、どちらかというとインバウンド用に使ってもらえる。ただし、セキュアな部分というのは、非常に世界中で問題になっている。

この間、(ソフトバンクの)孫さんもかなり大きく吠えていましたけれども、「絶対セキュリティは危ないんだ。フリーWi-Fiなんて使っちゃダメだ。そんなところに投資すべきではない」と。ガンと言っていて、僕もそうだそうだと思いつつ、あまり言うと怒られるなと思いつつ。

これ(Wi-Fiスポット)は1つの役割だと思いますので。モバイルそのものは移動中に使えるということが一番の利点ですので、移動中に使えないというところでは、さほど競合にはならないと我々は考えています。

ローミングも、各国ごとに値段が高く請求されていますが、わかりやすく言うと各国の通貨が違うと思ってください。もし同じ通貨にされてしまうと、お金がどう動いてもおかしくなくなってしまうわけですから。

通信会社も同じように、国ごとにそこはファイアウォールを建てて、隣の国の方が基本料的に安く、誰でも買えるようになってしまったら。そして、隣の国で安く使えたら、全員そっちに移ってしまう。そうすると、通信会社が潰れてしまうわけですね。そういうことが起きないような、国を超えられない仕組みをきちっと作っていく。

あとは、SIMの現地調達。我々もSIMは売っています。今のお客さまは、ポケットWi-Fiが日本で一番ポピュラーです。なのでSIMをあえて売ってはいるのですが、どちらがいいのかというと、95パーセントWi-Fiになります。

「なにそれ、そっちのほうがいい。2人、3人で一緒にシェアできるんでしょ?」と。わざわざSIMに変えて電話番号が消える、LINEが消える、WeChatに入れ替えなきゃいけない、保存しないといけない。そういうことがないので。

だから、Wi-Fiのほうがいいねというところでは、少し差別化ができているかなと思います。新しい使い方という話だと思います。

グローバルWiFi事業の市場規模(日本)

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これはアウトバウンド(青色のグラフ)ですね、1,700万人です。これは人口が相当伸びない限り、(例えば2倍の)3,400万人になることは、なにか相当な政策……例えば、18歳になったらパスポートが自動的に付与されるとか。そういうことがない限り、なかなか難しい課題ではあると思います。企業さまはアクティブに動いていますので、我々のマーケットは拡大し続けていると思ってます。

そしてインバウンド(赤色のグラフ)。去年が2,400万人ということで、2020年には4,000万人。これはゆうに超えてくる。そして2030年には、6,000万人も超えてくるのではないかと思います。

ただ1つの我々の産業にしていこうということを、若手のベンチャー等も力を出し合って連携を組みながら、日本の観光産業そのものを盛り上げて行こうという取り組みも今現在やっております。

感触的には、いろいろな国の方々とも話すのですが、「いやいや、もっといくでしょ。日本はすごくいいところだよ。こんなに食べ物がおいしいところないよ」と、我々もいつも日本にいて思うわけです。

そういったところではまだまだ、国際空港もこれだけ多くの数があって、機体がどんどんハイスペック化されているので、滑走路も短くてもどんどん国際空港として使えるようになってきています。

これからまだまだ、特殊事情がない限り、インバウンドが伸び続けていくだろうなと思います。

もう1つのポイントは、リピーターが多いということです。これは国が発表していないので、みなさんの中には、新しい人が毎年2,400万人きてるいのではないかと思われている方もいらっしゃると思います。

我々はNINJA WiFiを貸していますので、どれぐらいリピーターがいるのかということを把握しています。どの空港で入ってどの空港で出ていくか、何日間滞在した何人で何歳で、というデータが、入国管理局から(入ってきます)。多分そういう意味では、僕らがデータを一番持っているのではないかと思っています。

そういうリピーターが非常に多いということは、GLOBAL WiFiと同じように、下支えがどんどんストックのように積み上がっていくということです。今後インバウンドが伸びていく、大きな要素ではないかなと思っております。

グローバルWiFi事業の市場規模(世界の海外渡航者)

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世界の海外渡航者です。2030年には、約18億人が国を跨いで動いていくだろうと推定されています。現在は12億円を超える数字ですので、今の僕らの把握(したデータ)で考えると、約8兆円くらいのマーケットがあるのではないかなと思います。

(そのマーケットを)僕らが全部取ったとしたらの話なので、この数字にもちろんならないと思います。そうはいっても、海外に行ったときのそれ以外の消費というのは、大きくありますので。

インフラの部分、決済プラットフォーム、そして情報とコンテンツ。こういうところをみなさまに、各国で提供していきたいなと思います。

グローバルWiFi事業 成長戦略①

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これは世界全体のマーケットです。日本のマーケットは大体3、4パーセントくらいです。世界のマーケットの中の旅行のマーケットで3、4パーセントです。でも、どんどん今も伸びてますので、まだまだ伸び続けると思います。非常に大きなマーケットになっているだろうということです。

ここまで、私どもも情報通信のさまざまな、電話加入権、インターネット、セキュリティーで、法人向けの携帯、ホームページなどで展開しております。年間約10万社、新しく日本に会社できるうちの約18,000社強。すなわち6社に1社、私どものお客さまになっていただけています。その方々がの成長軸として必要な情報通信サービスを、これからも積極的に提供すること。

それと海外にアクティブにいく、そしてインバウンドで来られる日本の方々。すべてお客さまがあっての我々ですので、その方々に最高のサービスを届け続けて、さらなる成長を目指していきたいと思っております。

簡単ではございますが、これにて私どもの説明とさせていただきます。どうもありがとうございました。

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