10日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安と続落、素材株に売り

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10日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比13.82ポイント(0.42%)安の3261.75ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、14.50ポイント(0.42%)安の3415.96ポイントで取引を終えている。

素材株に売りが先行。非鉄や鉄鋼など素材株は直近の上昇ピッチが速かっただけに、短期的な相場の過熱が意識された。北朝鮮情勢を巡り、地政学リスクがくすぶっていることも重しとなっている。

素材株では、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.9%安、中国アルミ(601600/SH)が4.3%安、方大炭素(600516/SH)が3.8%安、陝西媒業(601225/SH)が2.7%安、北京金隅(601992/SH)が2.0%安と下げが目立った。不動産株も売られる。住宅ローン金利が中国各地で上昇を続けていることがマイナス材料だ。銀行株や保険株、発電株、自動車株などもさえない。

半面、空運株はしっかり。中国国際航空(601111/SH)が4.1%上昇した。人民元の対米ドル相場が約10カ月ぶりの元高水準で推移するなか、外貨建て債務の実質目減りが期待されている。軍需関連株も物色された。航空宇宙機器の航天時代電子技術(600879/SH)は1.3%高。北朝鮮のミサイル開発やインドとの確執などが意識されている。

外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が0.75ポイント(0.22%)安の335.49ポイント、深センB株指数が4.16ポイント(0.35%)安の1175.82ポイントで終了した。

【亜州IR】

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