お金が貯まらない人に話を聞くと、決まって「スーパーの安売りを比較検討して買い物をしている」ことが多いです。でも、安売りを追いかけているうちはお金は貯まりません。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
「安いもの」を探して買っているうちは、お金なんて貯まらない!
本当に「欲しいもの」は何?
なかなかお金が貯まらない人に話を聞くと、「スーパーの安売りを比較検討して購入している」という人が多いです。
実際に私もそうだったのですが、「安いもの」を探して買うのでは、お金は貯まりません。そもそも「安かったから買った」というのは、本当は自分に必要だから購入したわけではないのでは? そこに気が付くべきなのです。
安いものを探して献立を立てていると、家にある食材を使い切ることができなくなります。食材を捨てるのは、お金を捨てるのと同じです。1週間単位でよいので、ある程度の献立を考えて「欲しいもの」を目的に買い物をすることです。
冷蔵庫をカラッポにする日を作る
また、冷蔵庫にモノがいつも詰まっているのも、良くない傾向です。「冷蔵庫がカラッポ」になってから、買い物をするようにしましょう。
実は私は「冷蔵庫をカラッポ」にするのが苦手だったのです。いつも何か入っていないと気が済まないタチでした。
私は食品を生協で買っていますが、今では1週間で使い切るように調節して購入しています。冷蔵庫をカラッポにする習慣が付くと、ぐんっと食費が減ります!
食費は、子ども2人と夫婦の4人家族で手取り収入の17%くらいが理想的です。手取り30万円で5万1000円です。
買い物をするときには、冷蔵庫の残りものを見て足りないモノを買うなど、買う目的を決めてお店に行くことです。調味料などは、そろそろ無くなると思ったら、底値になるまで様子を見て購入しましょう。
一石二鳥!?
食費は我慢して切り詰めるのではなく、無駄を省くようにすると上手くいきます。
私はついでにダイエットにも挑戦して、1年で8キロ痩せました。以前は、無計画に買い物をしていて、賞味期限に追われて食べ過ぎていたのも太っていた原因だったのです。
『教育貧困にならないために』(2017年8月22日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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