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「人工知能」と「無責任なアナリスト」株価予測はどちらが信用できる?=吉田繁治

「出遅れ日本株」という嘘

実際に売買しない人たちの予想は価格とは無関係であり、価格から見れば「ニセモノ情報」です。

証券会社がよく言う「日本株の出遅れ」もありません。これは、株式の売買を仲介して手数料を稼ぐためのポジショントークです。日経平均とダウは、上げも下げも(値幅の違いはあっても)リアルタイムで連動しています。

株価が上がる、あるいは下がると毎日はやし立てているアナリストや証券会社は、実際の売買は行っていません。彼らは「価格を作る市場参加者」ではないからです。

上がること、あるいは下がることが確実なら「人に言わず、自分が売買を実行」します。証券アナリストは、本心では自分の予想を信じていないから、売買に参加しないのです。競馬の予想屋と変わらないでしょう。テレビのアナリストのコメントを見ていて感じることです――
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1.価格変動の標準偏差を示すのが、オプション料

2.ランダム・ウォークをしている金融商品の価格

3.株価の日経平均でも、通貨と同じプログラム、同じパラメータを適用してみた・・・その結果


※本記事は有料メルマガ『ビジネス知識源プレミアム』2017年8月27日号の一部抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した「常識と異なるところのある現代ファイナンス理論」シリーズの全文もすぐ読めます。

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ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで』(2017年8月27日号)より一部抜粋、再構成
※記事タイトル、本文見出し、太字はマネーボイス編集部による

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