東芝(6502)が8月1日付けで東証2部に市場変更されるという報道があり、それを材料とする売買が関連する銘柄へと波及している。
東証2部への「降格」となれば、自動的に日経平均採用銘柄(日経225)から除外されることになる。東芝が除外となった場合には、それと入れ替えで一つの銘柄が採用されることとなる。
日経225への組み入れとなればETFや日経平均に連動する投資信託などからの「買い」のインパクトが期待されるため、採用される銘柄を予想し、候補と言われている銘柄への買いが集まっている。
今回、最有力の候補と目されているのがセイコーエプソン(6724)であり、先週後半から株価が上昇している。
その他、村田製作所(6981)やジャパンディスプレイ(6740)なども候補と言われている。7月の2週目にはその銘柄が発表になるそうだ。
一方で昨年8月に1部から2部へ降格したシャープ(6753)は、今月末にも1部復帰を申請する方針を示したとされる。
それぞれ市場変更や225採用銘柄の入れ替えなど、関連銘柄はその前後で大きく変動することがあり、売買チャンスをうまくとらえることが出来れば収益を生むチャンスであるとも言える。
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