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「財布の中の金額」を即答できない人が貧乏になるのはどうして?=川畑明美

お金が貯まらない人には、似たような傾向があります。いまお財布の中にいくらお金が入っているのか、自分で把握できていないケースが多いのです。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

お金持ちになりたいなら「お金が足りない!」ことにまず気づこう

貧乏な人によくある傾向

お金が貯まらない人には、やはり似たような傾向があります。

いまお財布の中にいくらお金が入っているのか、自分で把握できていないケースが多いのです。または、お財布の中の金額はわかっていても、自分の家にある資産を正確に把握していない人が多いです。

「え? どうしてお財布の中のお金を把握していないとダメなんですか?」そう思いましたか?

お財布の中にお金がいくらあるのかがわからなければ、毎月のヤリクリができませんよね。つまり、行き当たりバッタリで買い物をしているということです。

今月の生活費は○○円」と決めて、その中でヤリクリをしていれば、お財布の中にいくら入っているのか自然と意識できるはずなのです。

不足額に気づけるのはラッキー

さらに、家にあるお金を把握できていないと、使ってよいお金もわからなくなってしまいます。

「貯蓄」とは、将来に使う大きなお金を貯めておくことです。

あなたのお金が、いまどこにあって、いくら貯まっているのか。これを把握しないといけません。把握できていないと、お子さんの教育費が必要な頃になってから慌ててしまったり、老後が近づく50代になって不安になったりしてしまうのです。

気づいた時からでも、遅くはありません。

まず、家計の資産をすべて書き出して、不足分をハッキリさせましょう。そして、その金額を貯めるのに、毎月いくら必要なのかを計算してくださいね。

不足していても、気落ちしないこと。少しの金額でしたら節約すればいいですし、大きく不足しているのでしたら、お休みの日にアルバイトをしてもいいですよね。

足腰が立たなくなってからでは働けませんので、いま気づけるのはラッキーです。

不足額がわからないから、不安になってしまうのです!簡単なことなので、ぜひやってくださいね。

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教育貧困にならないために』(2017年8月28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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