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鈴木、上場以来の最高売上高を更新 スマホ向け金型・部品が需要を捉える

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2017年8月25日に日本証券アナリスト協会で開催された、株式会社鈴木2017年6月期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

成長の軌跡

鈴木教義氏:まず、業績の説明から入らせていただきたいと思います。これは、上場以来の売上と営業利益の数字になっております。おかげさまで、今回237億2,300万円ということで、過去最高の売上を達成することができました。

営業利益につきましても、最高まではいきませんけれど、リーマンショック前の利益の状況までは、ある程度上がってきているとご覧いただけると思います。

連結損益計算書

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次に連結損益計算書につきまして、こちらの資料に出させていただいております。電子部品のコネクタは、スマートフォン向けの需要がたいへん拡大しました。また、自動車電装向けの部品につきましても、引き続き堅調な推移をしております。

また、各種自動機・医療器具につきましても、順調に推移しております。そして中国の子会社につきましては、電子部品から自動車部品へ生産品目の変更が進んでおりまして、業績の改善が見られております。

結果、2017年6月期につきましては、売上・利益ともに増ということで終わることができました。数字については、資料に記載のとおりでございます。ご覧いただきたいと思います。

連結事業別セグメント情報

鈴木、上場以来の最高売上高を更新 スマホ向け金型・部品が需要を捉える

次に、連結事業別セグメント情報です。まず資料の上が、売上高の計画と実績ということで、記載しております。これはとくに、おすすめするところはございませんけれど、数字をご覧いただければと思います。

下の数字につきましては、セグメント別の売上高と前期の比較になっております。これについても、大きく説明するところはございません。自動車電装部品コネクタにつきましては、(前期比で)マイナスになっております。これについては、材料の価格の評価替と、コストダウンによる数字でマイナスになっております。

連結事業別セグメント情報

鈴木、上場以来の最高売上高を更新 スマホ向け金型・部品が需要を捉える

次に、連結事業別セグメントの情報になります。まず、円グラフにつきましてご説明します。

金型につきましては、電子機器向けの金型は、スマートフォン向けが増加いたしました。また、自動車向けの金型がかなりの需要増により、伸びております。

結果の売上高としても、前期比プラス7.9パーセントの増収という状況になっております。

部品につきましても、スマートフォン向けが年間を通じて、安定して推移しております。また、自動車電装部品のコネクタにつきましては、材料の評価替で売上が減少しておりますけれど、生産数量としては伸びていると見ていただければと思います。

結果、売上高は186億7,400万円ということで、前期比1.8パーセントの増収になっております。

次に、機械器具でございます。とくに自動機器では、ワイヤーハーネス関連装置が堅調に推移しております。また、医療向けも増加しております。

あと、医療組立につきましても、主力の製品がお客さまからの計画に沿って順調に推移しております。その結果、売上高は34億5,200万円ということで、前年比プラス5.4パーセントということになります。

資料の下の棒グラフにつきましては、金型は資料をご覧の売上でございます。自動車電装部品コネクタと電子部品コネクタは、分けた数字を資料に記載しております。

また、自動機器と医療の組み立ても、色をわけて記載しておりますので、これについても資料をご覧いただければと思います。

連結貸借対照表

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次に、連結貸借対照表でございます。これにつきましても、特段ご説明するところはございません。財務体質につきましては、健全な水準を維持しており、自己資本比率も高い位置で維持していると思っております。

連結キャッシュフロー計算書

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次に、キャッシュフローの計算書です。これについても、資料をご覧いただければと思います。

通期連結業績見通し セグメント別

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今期の見通しになります。セグメント別の売上高は、こちらに記載のとおりでございます。売上高は、トータルで約258億円と予定しております。今期は、現事業及び新規事業の拡大に向けた設備投資をして、スマートフォン向けの受注の拡大も前期以上に取り組んでいきたいと考えております。

通期連結業績見通し

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通期の連結業績の見通しです。売上高で約258億円。営業利益で約17億7,000万円。経常利益で約17億8,300万円。そして、親会社株主に帰属する当期純利益が9億1,900万円ということで、目標に取り組んでいきたいと考えております。

株主還元について

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株主還元です。今回の配当も、(2016年6月期から引き続き)ずっと11円ときております。一応、安定配当ということを基本にしておりますけれど、これについてはやはり世の中の流れがございます。配当は、出せるときには出せるような体制を整えられればと、検討しているところでもあります。

株主優待に対しても、こちらに記載のとおりでございます。ご覧いただければ思います。

雑把にご説明させていただきました。以上で、今回の決算説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

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