トリックアートの世界でも欠かすことのできない“錯視”は、目の錯覚や脳の思い違いなどを利用して思いもよらぬ視覚効果を生み出すというものだ。
そんな中でも、人により異なった色が見える『ベンハムの独楽(こま)』が話題となっている。
ベンハムの独楽。白黒の画像が回転してるだけなのに、人によって違う色が見えるそうです。明確な原理は不明。ちなみに僕は赤色が見えます。面白いですね(。-_-。) pic.twitter.com/4ggSfQidyq
— キ村由宇㌠@砲雷不参加 (@bookwormU) 2016年12月30日
この動画を投稿したのは、イラストレーターとして活動するキ村由宇㌠(@bookwormU)さん。
キ村さんのツイートには様々な反応が寄せられており、紫や赤、あるいは複数の色が見えたなど、視覚的に現れる色は人それぞれ異なるようだ。
そもそも『ベンハムの独楽』とは、イギリスの玩具メーカーが発売した独楽がきっかけとなり知られるようになった錯視の一種で、その名前も発案者であるチャールス・ベンハムに由来している。
白黒に塗り分けた独楽を回転させることで、弧の中に薄い色が現れて見えるというものだが、なぜこうした現象が起こるのかについては、いまだ解明されていないという。
一説には網膜の光受容体が、赤・緑・青それぞれの色に反応する光の変化率が異なっているからではないかと考えられているらしい。
あなたの目には、どんな色が浮かびあがって見えただろうか?
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
記事提供:ViRATES
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