中東屈指の金融センターであり、世界有数の観光都市であるドバイ。
人工衛星から確認できる唯一の人工島「パーム・アイランド」や、世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」など近未来的な都市が話題になる一方、時に大きな注目を集めるのがドバイ警察である。
そのドバイ警察が、最先端の技術を積極的に取り入れる“スマートドバイ計画”を進めている。
これまでにもドローンを搭載した自律走行ロボットパトカーやロボット警官の導入を発表しているドバイ警察が、ホバーバイクによる“空飛ぶ白バイ”を導入する方針であることを明らかにした。
このホバーバイクはロシア企業のホバーサーフ社により開発されたもので、『スコーピオン』と名付けられている。
スコーピオンには2枚の回転翼によるローターが4機搭載されており、一度の充電で25分間の飛行が可能。最大600ポンド(約272キロ)の積載能力を持ち、最高時速43マイル(時速約70キロ)で飛行できるという。
ホバーサーフ社のCEOであるアレクサンダー・アタモノフ氏は、既にドバイ警察向けにスコーピオンの量産を行う覚書に署名しており、2年以内の導入を予定しているという。
渋滞などに左右されない追跡の他、緊急時などの投入を想定しているという、空飛ぶ白バイ。ドバイ警察での運用が成功すれば、各国の警察に普及する可能性もありそうだ。
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参照・画像出典:YouTube(HOVERSURF OFFICIAL)
参照:Mashable Asia/Dubai police will soon zoom around the sky on hoverbikes
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES
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