損か得か?「100万円の中古一戸建て」を買う前に押さえたいポイント=姫野秀喜

首都圏の激安一戸建てを調べると、100万円台で立地の良い物件が売られていますね。いくつかのポイントを押さえれば、誰でもマイホームを持てる時代です。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)

プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

家は100万円で買う時代!? 投資には不向きでも自分で住むなら…

格安物件はどこまで狙い目?

最近、首都圏の激安一戸建てを中心に調べまくっています。それで、23区内でも立地の良い(ただし狭くて古い)物件が、500万円~1000万円で買えることを実感しています。

また、千葉埼玉神奈川のちょっと東京から遠いエリアだと、100万円くらいで200平米や300平米くらいの一戸建てが購入できたりします。

弊社に来る方は皆さん投資物件として戸建てを検討しているので、立地を重要視し、遠方のエリアはNGとしています。しかし、実需として自分がそのエリアに実際に住む目的であれば、まぁ良いでしょう。

遠方のエリアで気をつけなくてはいけないのは、将来そこが消滅してしまう「限界エリア」ではないか、ということです。

ただ、現実問題として東京周辺に職場がある場合、居住地は職場に通える立地でなければなりません。そのため、東京に通える(片道1時間以内)立地から選択するというのが、多くの人の現実解だと思います。

車も家も、中古で十分に楽しめる時代

東京に通える範囲の一戸建てとなると、激安中古でも500万円前後はします。ただ、それでもたったの500万円くらいです。安いです。

投資家はこの500万円前後の物件を使って賃貸を行いますが、実需で住む場合でも500万円であれば家賃6年分でおつりが来るので、買って住んでも良いと思います。

たったの500万円で、首都圏の東京まで1時間以内の乗り換え無しのエリアに家が持てる時代なのです(何度も言いますが、家自体は古いです)。

本当によい時代が来ました。かつて、自動車がステータスシンボルだったように、マイホームは夢のシンボルでした。そして今、「いつかはクラウンに乗りたい」という若者が減少するのと同様に、「いつかは夢のマイホームが欲しい」という若者も減少しているのです。

まぁ、生活に余裕がないから仕方が無いというのもあるでしょう。でも、新車じゃないとデートに誘えないという時代から、中古の軽自動車でも十分に人生を楽しめる時代になったわけです。

家も新築じゃないと会社の同僚に自慢できないという時代から、中古の築古を現金一括で購入し、ローンのプレッシャーがない人生を楽しめる時代になったのです。

なんて素敵な時代でしょうか。

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