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「世界の終わり」に本気で備え始めたシリコンバレーのIT長者たち

「最後の審判の日」に備えニュージーランドの土地を買い漁るIT長者たち

大統領選が行われた11月8日から9日の夜にかけて、カナダ移民局のウェブサイトがダウンしたことは、日本のテレビでも報じられました。

そして、大統領選投票日の翌週は、13400人以上の米国人がニュージーランド出入国管理当局に名前を登録しました。これは、通常時の17倍の人数とのこと。

日頃から食料を備蓄していることで知られるハイテク関連の投資家、ジャスティン・カン(Justin Kan)は、ヘッジファンドの友人からもらった最近の電話を思い出しました。

友人がカンに、「万が一のときの逃げ場所として、われわれはニュージーランドの土地を買っておくべきだ」と言っていたことを。

「それはそうと、トランプが実際にファシストの独裁者である確率はどれくらいなんだろうか?その確率は低いだろうね。でも、“脱出用ハッチ”が、あるにこしたことはないな」

ジャスティン・カンに限らず、トランプ政権発足後は、シリコンバレーの人々は、こんな会話を日常的にしているのです。

スティーブ・ハフマンのレディットの掲示板には、今日も、「最後の審判の日の準備」について、多くのスレッドに参加者たちがコメントを寄せています。

去年の11月、トランプ支持者からの彼に対する罵詈雑言が激しさを極めたため、彼らのレディットへのコメントを修正すると発表しました。そして、とうとう一昨日、ラディットは、オルタナ右翼のスレッドをアクセス禁止にしました。

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