日経平均は続伸、祝日前でこう着も先高期待は強い

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 日経平均は続伸。173.79円高の22590.27円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えている。21日の米国市場は、10月のシカゴ連銀全米活動指数や中古住宅販売件数が予想を上振れ、終日堅調な展開となり、S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の22665円となり、これにサヤ寄せする格好から、買いが先行した。しかし、祝日前で海外勢のフローも限られるなか、寄付き直後につけた22677.34円を高値に、その後は22600円を挟んでのこう着が続いている。

 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、石油石炭、機械、鉱業、輸送用機器が堅調。半面、水産農林、小売、電力ガスが小安い。TDK<6762>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>など、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する格好。

 日経平均は小動きながらも5日線を支持線としたリバウンドをみせてきている。ボリンジャーバンドでは+1σの攻防、一目均衡表では転換線を突破してきている。パラボリックのSAR値は22676円近辺に位置しており、シグナル好転が意識される。祝日を前に積極的な売買は手控えられるだろうが、先高期待が高まるなか、押し目買い意欲の強さは意識されやすいとみられる。

 マザーズ指数は下げに転じてきているが、IPOラッシュを前に利益確定といったところであろう。ただし、主力大型株が高止まりとなるなか、中小型株にシフトしやすい需給状況であり、引き続き活発な取引が意識される。
(村瀬智一)

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