今まで以上に厳しくなる税務署のチェック
預貯金口座がマイナンバーによって管理されるようになれば、今まで以上にお金の出入金記録が厳しくチェックされるようになるのは間違いないでしょう。
また、タンス預金はバレないのかという点についても、タンス預金に移行するために定期的に現金を引き出している記録が通帳に残っており、加えて年収と照らし合わせて預貯金残高が少ないことが発覚してしまえば、必ずタンス預金の疑いがかけられ、税務調査の対象になると考えた方が良いでしょう。
あとでバレると罰金を科せられる場合も
税務署から追求されても黙っていれば良いと考える方もいらっしゃると思いますが、そう簡単にかわせるものではありませんので、隠し通すことはほぼ不可能と考えた方が良いでしょう。
仮に、相続時の税務調査でタンス預金の存在が発覚してしまえば、タンス預金金額に対する相続税はもちろん、重加算税などの罰金が科せられます。
場合によっては、相続税の2倍近くの罰金を支払わなくてはならない可能性も大いにありますので、安易に「タンス預金にしておこう」と考えるのは、やめておいた方が良いでしょう。
『FPが教える!相続知識配信メルマガ☆彡.。』(2017年11月8日, 10日, 13日, 15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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