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2018年トレンドを先取り! 独断と偏見で選ぶ「投資経済 ウラ流行語大賞」=東条雅彦

2018年は何が起こる?予測困難な中で唯一、確定していること

今の株高はバブルだと指摘する人もいれば、巨大なバブルが起きる前段階だと言う人もいます。はたまた、政府の財政が悪化し続けているので、もうそろそろ財政破綻すると指摘する人もいます。

でも、経済的な大きなイベントを的確に言い当てるのはとても難しい。確率が高まっているということは言えても、100%だと断言はできません。実体経済は、気象よりもダイナミックな変化が巻き起こります。

そして、その不確実な要素が多い状況で、唯一、確定しているのはハイテク企業が中心になって押し進めている「AI革命」ぐらいしかないと思います。

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米国では来年から自動運転車のサービス開始へ

AI革命で最もインパクトの大きい分野は自動運転です。自動車での移動コストが、最終的には公共交通機関(電車・バス)並みに低下すると予想されています。

先日の12月22日に、「ウェイモ、自動運転車に保険を適用 来年にはサービス開始へ」というニュースをForbesが報じています。そのニュース記事を一部、引用します。

ウェイモは、自動運転車に対する不安を緩和するため、
保険企業と提携して乗客に保険を適用することを明らかにした。

同社は12月19日、オンデマンド保険を提供する「Trov」と提携し、
数ヶ月以内にアリゾナで開始する配車サービスの乗客に
保険を適用する。

遺失物や運行の中断、医療費などが補償の対象となる。

出典:ウェイモ、自動運転車に保険を適用 来年にはサービス開始へ – Forbes JAPAN(2017年12月22日配信)

ウェイモは、グーグルが自動運転技術を商業化する目的で2016年に設立した会社です。今はその商業化の一歩手前まで来ています。

10年後の未来に「AI革命が起きませんでした」ということにはなりません。

長期投資家は本質的には「株式」を買っているのではなく、「未来への夢」を買っていると私は考えています。AI革命が本格的に起動すれば、先進国のGDPが2~3%程度は上乗せされてくるはずです。

2018年は楽観的なイベントが起きるか、悲観的なイベントが起きるのかはわかりません。しかし10年・20年の長期では、面白い未来が待っているはずです(AI革命によるGDPの押し上げ効果については、別の機会に当メルマガで詳しく取り上げます)。

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ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2017年12月24日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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