噂の真相、ビットコインは週末に買え?【フィスコ・ビットコインニュース】

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ビットコインをはじめとする仮想通貨の上昇劇が話題となった2017年、これまでのデータから読み取れるビットコインの特徴を簡単に紹介してみたい。

まず、曜日別の一日の値幅(%)の平均(1月1日から12月26日の期間)を算出した。意外にも全曜日が7%台となっており、平均すると曜日別で大きく値動きが変化するといった特徴は見られなかった。

一方、日ベースの下落率(前日比)を確認すると、12月22日の−23.0%、5月26日の−18.66%がランキング1、2位となるが、ともに金曜日となっている。その他、12月22日と5月26日の金曜日に次いで、1月5日(木)の−15.64%、7月15日(土)の−15.24%、6月15日(木)の−15.0%、5月27日(土)の−13.75%と上位5位まで木曜日から土曜日が並ぶ。前日比10%超の下落率を曜日ごとに見ると、水曜日が2回、木曜日が3回、金曜日が2回、土曜日は4回といった状況だ。ちなみに前日比10%超の上昇率では、下落率ランキングで出てこなかった月曜日が2回、火曜日1回、日曜日が1回それぞれランキングに入っている。サンプル自体は多くないものの、この数字からは、週末にかけてビットコイン相場は下に動きやすく、土曜日前後に底打ちし週明けは値を戻すといった傾向が見えてくる。

欧州では、「ミスター・ワタナベ」というビットコインの売買を積極的に手掛ける日本人を指す呼称がある。2017年は、ビットコイン年間売買高のランキングで日本がトップとなる公算が大きいことなども影響し、こうした言葉が生まれたのだろう。もちろん、12月からシカゴ・オプション取引所(CBOE)とシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でビットコイン先物の取引が開始したこともあり、機関投資家の動向なども全体相場に大きく影響することになる。しかし、「ミスター・ワタナベ」が週末に積極的な売買を手掛けていることが、ボラタイル(変動率の大きい)なビットコイン相場が継続している背景の1つとなっていると言える。

年末年始は金融機関の送金がストップしてしまうため、乱高下に対応するには手元資金をあらかじめ十分に用意しておく必要があるだろう。下落局面では、日本人は個人投資家を中心に買いを入れるケースが多いとされている。仮に同期間に下落する展開となった場合でも、上述した過去の傾向(急落後は早い反発を見せるケースが多い)を鑑みれば、年始の休み明けには持ち直すものと推測される。

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