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個人が売り越すマーケットは下がらない / 日経225のボリンジャーバンド分析ほか~大阪Nさんとの交信

もう1つの投資先~WTI原油、ロシアルーブル、ロシア国債について

大阪N:

さて、前回の山崎先生のご返信メールでご教示頂いた通り、日経平均が解読不能なのに敢えて日本株を売買しなくても、トレンドがはっきり出ている場所で売買する方が精神衛生上宜しいかと思い、日本国内の市場で売買可能な海外指数を洗い出してチャートを眺めておりました。

私の目には4月初旬にWTIがダブルボトムを付けたタイミングが堅実そうに見えたので、原油ETFを仕込みました。日経レバで700万円稼いだ方には及びませんが小遣い程度の利は乗っております。

WTI原油日足(チャート提供:SBI証券)

WTI原油日足(チャート提供:SBI証券)

山崎:

日経レバで700万を稼いだHさんは、以前に一度ご紹介しましたが聡明で謙虚な人ですね。

さて原油のチャートを見て買ったのは、私もWTIとロシア・ルーブルでした。ロシア・ルーブルは1.8円台で買って2.3円台で売りました。ロシア国債との組み合わせです。国債は格下げになって投げ物が出たところを87円台で買い92円台で売りました。

両方組み合わせると結構利益になりますがプーチン次第ですから、もう止めます。

大阪N:

原油価格の回復に連れて米長金利も上がって来ているので、今年の相場の柱の一つから目を離さないという意味でも良かったと考えています。

山崎:

今後も原油価格は政治や戦争の道具として「不健全な市場動向」をすると思いますから面白いのではないでしょうか?

仕手株と似ていて「不健全な中に妙味あり」ですね。変な例えですが海外に行くと闇市の方が活気があって面白いようなものです。

或いは既報で述べたような東芝の罫線通りの動きでストップ安の後の完全合致のヨリを380円を買い2日後の材料出尽くしの高ヨリ441円で売ると言う個別物色。これは私が実行した売買ですから、証券会社の実際の売買報告書を示して23日のセミナーで解説しました。

また、320円くらいでW底をついた大平洋金属が5円復配を発表した瞬間に10円窓を開けてとびだすとかもあり、壮年期相場は物色買いか、他の市場を見るしかないように思います。

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