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あらゆるアセットの中で「株式」が最強だと言い切れる6つの理由=坂本彰

「株式」こそが最強だと言い切れる6つの理由

1 税金が安い

所得税は最高税率45%+住民税10%のため、所得の半分以上が税金となるが、株式の売却に係る税金は20%のみです。

2 キャピタルゲインとインカムゲイン

労働にインカムゲインは存在しません。

3 限界がない

年収には限界が存在する。大抵の場合、10年以上勤めてようやく1000万円。それ以上になる可能性は非常に少ない(約4.3%)。また、それを手に入れるための投資や時間も膨大。

4 小資本でスタートできる

会社や不動産の場合、数千万円の資本が必要だが、株式は10万円以下から可能。

5 億万長者ランキング上位のほとんどはビジネスオーナー

ビジネスオーナー、イコール自社の大株主である。

そして最も重要なのが、最後の6つ目の理由です。

6 株式を保有することは、間接的に人も会社も土地も所有することになる

公式で解く、なぜ資本家と労働者の格差が広がるのか

トマピケティーの21世紀の資本では、資本家とそれ以外の人(労働者)の格差がなぜ広がるのかについて、明確かつわかりやすい公式で表しました。次の公式です。

r>g

rとはリターンのことで、株式や不動産など資産運用から得られる利益率のこと。
gとはグロースで、経済成長率のこと。労働から得られる所得の伸び率です。

rの場合、成長株に投資することで年率10パーとか20%、株価が上昇することは当たり前のようにありまし、1年で株価が2倍になることも珍しくありません。

株価のリターンではなく配当だけで見ても年3%の高配当株はゴロゴロあります。探せば5%だって見つかります。

その一方、日本の平均所得は下がり続けており、今後も大幅に上昇することはないでしょう。GDPも横ばいですし、物価上昇率もあれだけ金融緩和を行っても2%すら達成できないのです。

国債の金利は現在0.05%です。r = 5% g = 0.05%だとすると、rは10年、1.63倍。20年後は2.65倍、30年後には4.32倍となりますが、gの場合、30年経っても1.015倍にしかなりません。

長期で運用すればするほど、格差は広がる一方なのです。

21世紀の資本では、過去200年近い歴史を調べ上げて、rは常にgを上回り続けてきたことを証明しています。参考までに、r = 10%で計算すると、30年後には元本が17.45倍になる計算です。

もちろん株式は元本が目減りする可能性のあるリスク資産ではありますが、リスク資産に投資しないことのリスクもあります。人生が全く向上しない、もしくは緩やかな下り坂が一生続くことです。

日本は他国に比べてリスク資産への投資比率が極端に低い傾向がありますが、だからこそあなたが株式投資に真剣に取り組むことで、労働者から資本家へ、つまりお金持ちへと転換していけるのです。

今回は長くなりましたので、株式で成功する方法、大損しない投資については次回のメールマガジンで話をしていきます。
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日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン』(2017年3月9日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2009年10月、130万円だった株式資産は2015年に5000万円を突破。定期預金などを合わせた資産は1億円に。平成24年より投資顧問業(助言)を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。メールマガジン「日本株投資家 坂本彰 公式メールマガジン」は2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数2万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。2016年12月1日『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』が日本実業出版社より発売!

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