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黒田総裁の円安牽制発言は真逆にも捉えられる!?その理由とは?

為替市場に大きな影響を与えた、日銀・黒田総裁の「これ以上の円安はなさそう」という趣旨の発言。これを受け、市場は一時122円台をつけるなど、円高に傾きました。しかし、一方で『ゆきママのブログでは書けないFXレポート』を配信するFXトレーダーのゆきママさんは、違う見方をするエコノミストもいると自身のメルマガで紹介しています。違う見方とははたしてどのようなものなのでしょうか?

さらなる円安・ドル高に備えよ? ~最近のけん制発言の真意とは~

先週、IMF(国際通貨基金)のラガルド専務理事からのドル高懸念を皮切りに、オバマ大統領、さらに本日の黒田総裁と相次いで円安、ないしはドル高に対するけん制的な発言が続いています。

いずれも為替レートに言及した異例の発言であるため、市場でもどう考えるべきなのか見方が分かれていることもあり、ご存知のように荒れた相場となってしまい、ドル・円は急落しています。

ただ、一部のエコノミストからは、あえて一段の円安・ドル高相場に備えるべきといった話がありましたので、簡単に紹介させていただきます(`・ω・´)

理由としては、そもそも要人がこのようなメッセージを発信すること自体がさらなる円安やドル高になる可能性を危惧していることの表れだからとしています。

何だか逆転の発想というか、少しこじつけ過ぎな感もありますが、これには裏付けもあって、実は先月5月にIMFは日本に対してさらに追加緩和を行うべきという報告書を作成しています。

これは、日本が2%の物価上昇目標を達成できない状況であることを踏まえての提言ですが、もしも再度、追加緩和が行われることになれば、為替レートは一段と円安方向に傾くと考えられます。

つまり、IMFやオバマ大統領、黒田日銀総裁が相次いでけん制発言をする裏には、こういった事情が潜んでいるからではないかという指摘がなされているわけですね(。 ・ω・))フムフム

果たしてこの指摘は正しいのかといった面もありますが、本質的な問題として、これらの発言で中長期的な円安・ドル高トレンドに変化があるかといえば決してそうではないと思います。

まぁ個人的には押し目のチャンス、あるいはいっそうの上昇のための調整として捉えていますので、あまり慌てることなく今後の為替相場の推移を確認していく予定です。

ゆきママのブログでは書けないFXレポート』(2015年6月11日号)より一部抜粋

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「普通の主婦がFXで10万円を300万円にした(継続)」というブログで日々の相場・値動き、トレード結果についてまとめさせていただいているゆきママです(。・ω・))(。uωu))ペコリ 最近は雑誌などでも取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このメルマガでは普段のブログでは書けないような、FXの運用情報についてまとめて行く予定です。ちなみにメルマガ記載のメルアドに質問いただければ、一部になりますがメルマガ内でお答えしていきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします(∀`*ゞ)

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