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健康志向だけではなさそうな「若者のたばこ離れ」本当の要因とは?=三宅雪子

依存症で多いのは「アルコール」「薬」「ギャンブル」

先日は依存症について取材をしていました。知人のメンタルクリニックの医師によると、依存症で多いのは圧倒的にアルコールだそうで、次は、そしてギャンブル…続くそうです。

医師でもそれぞれに得意分野がわかれるようですね。ギャンブル依存症について専門にしている人は誰かいませんかと尋ねたら、私が著書などを読んでいて知っていた医師の名前が出ました。国会でギャンブル依存症の勉強会でお招きしている方です。ギャンブルを専門にしている方はそう多くないようですね。今度「ギャンブル依存症」をテーマにインタビューを御願いしようと思っています。

高齢者は「たばこ」にも注意

我が家は皆(私たち兄弟と祖母除く)、ヘビースモーカーでした。たばこですから、ニコチン中毒でしょうか? 祖父と両親が揃って愛煙家でしたから、家中がいつも煙でもくもくでした。

服が臭くなるので嫌でたまりませんでした。父が亡くなって借りていた家を始末をして引っ越すとき、父の寝室に数十カ所穴が空いているのが見つかりました。寝たばこですね。よく火事にならなかったとぞっとしました。敷金は戻るどころか、かなりとられました。

高齢者の車の事故のことばかり話題になっていますが、たばこも気をつけたほうがいいですよ。車の運転免許返上も必要かもしれませんが、たばこをやめさせることも大事です。団塊の世代以上は、男性では吸う人のほうが多いのではないでしょうか?

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タブー視されている「パチンコ依存症」

これは私の体験談です。カジノが問題になっていますが、やはりギャンブル依存症で問題になるのはパチンコなんですよね。最近は遊戯機の進歩なのか、あっという間に何万何十万もすってしまいます。しかし、日本では(国会でも)パチンコの話はタブーなのかまったく話に出ません

カジノの議論ではさすがに出てくるかなと思いましたが、そこには触れないという…。なんなんでしょう。あの雰囲気。

テレビ広告も景気のせいか、だんだんと規制が緩くなってきているような気がします。そういえば、コマーシャルに地域差があるのはご存じですよね。東京はおそらく一局を除き、現在パチンコの遊戯台の宣伝以外は許されていません。地方ではパーラー(お店)もOKなところがほとんどです。このままだと、東京でも解禁になりそうな気がします。あ、パチンコパーラーを賭博場と呼んでいいのかどうかわかりませんが、そもそも賭博場に身分証明がいらないのが珍しいとは言われますね。確かに。

アルコールは断酒の会などがありますが、ギャンブルはそうした場もまだまだ少ないようです。まずは困っている人が集う所からでしょうか。

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またまた質問時間配分再燃

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三宅雪子の「こわいものしらず」』(2018年1月26日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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3年3ヶ月の与野党国会議員の経験を生かし、三宅雪子独自の語り口で、あたたかみのある中にも、言うことは言う「こわいものしらず」なコラムを展開します。加えて、「教えて!○○さん」「名言・迷言・明言」「永田町コトバ」「ヒトリゴト」「話はそれますが…」など、私的なコンテンツもローテーションでお届けする予定です。

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