足元の懸念は早晩解消されるが…
2017年がトランプ政権の「明るい面」だけに焦点を当てたものであったとすれば、2018年は「明るい面」と「暗い面」との闘いです。足元では「暗い面」が新キャラとして登場したばかりなので、「暗い面」が若干優勢です。
ただし、「暗い面」である財政悪化、借金への懸念は、飲み屋のツケ同様に、時間が経ってから慌てる類のものです。足元の懸念は早晩解消されるはずです。
本当の懸念は…、中間選挙のある11月が近付いて来てからではないでしょうか。
FOX以外のメディアは、トランプ政権の「暗い面」を今後も叩きに行くはずです。しかし、その声を聴いても、これまた昨年同様に、相場では何の役にも立ちません。
むしろメディアの批判が強まって株価が反応でもしようものならば、押し目買いの好機となります。「明るい面」も機能しているのですから。
今回のまとめ
- 一般教書演説、規制緩和や減税等の成果を強調
- 政権の「明るい面」と「暗い面」が市場で闘います
- メディアは「暗い面」ばかり扱うでしょうけど
※本記事は有料メルマガ『高梨彰『しん・古今東西』』2018年1月31日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『高梨彰『しん・古今東西』』(2018年1月31日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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