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バフェット流はもう時代遅れなのか? 一流の投資家が見誤った産業構造の変化=東条雅彦

経済は日々、変化している

バフェットは2000年後のドットコムバブルに乗らずにうまく回避しました。しかし、今ではその成功体験が足かせになっているように見えます。

経済は日々、変化しています。先程、タイプ1のブランド企業に投資すべきという話をしましたが、実はそのブランド企業も気がつけば、トップ4位までハイテク企業が占領しています。

<フォーブス ブランド価値ランキング2017(トップ50)>

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ざっくりと言えば、上位陣はハイテク企業が多く、下位陣はオールドエコノミー企業が多いという構図になっています。このランキングを見れば、なぜバフェットが慌ててアップルを取りに行ったのかがわかると思います。

経済は変化しています。そのため、「おれはハイテク企業には投資しない」とか、変な拘りを持っている人はおそらく損します。

なぜなら、今はまだAI革命が本格的に起動する前の状態であり、むしろ投資チャンスはこれからの方が多いと考えられるためです。

2020年代に入れば、実業務で使える量子コンピューターが登場してもっと大きく勢力が変わる可能性も高い。こういう革命期はバフェット流投資のアプローチ方法も大胆に変更していくべきです。

Next: まとめ:変化する経済に合わせて、投資家も変化していくべき

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