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「残高が消滅する」フィリピンの海外銀行口座!?目的に応じて使い分ければ過剰に怖れる必要はなし

投資家のみなさんの中には「海外銀行口座」に興味をお持ちの方も多いのでは?メルマガ『海外法人を有効活用(節税、相続、資産形成)』では、「銀行口座からお金がなくなりやすい国」としてフィリピンを例に挙げ、預金額や目的に応じて複数国の口座を使い分けることを提案しています。

お金のなくなる海外銀行

よく海外銀行口座を作るならどこの国がいいですかと質問を受ける。

「試しに100万円」「海外旅行とのときのために外貨資産をつくりたい」
「長期積立や海外不動産の分割代金の支払いに充てたい」

こういう目的ならば、正直どこでもいいし、自分が住む予定の国、海外不動産のある国につくればいい。

ただ資産運用を本格的に考えるならば、自分の財産の大きな割合を動かすならば、東南アジアでは香港かシンガポールしかない。(ヨーロッパ、アメリカは実質むずかしい)

フィリピンやカンボジアで高利回りの定期預金を呼びかける投資もある。

それ自体は、銀行の実態などを調べて確かなものならば資産の一部を分散するのは悪くはない。

ただその方にとって大きなお金を入金することは賛成できない。

フィリピンでは時々銀行口座からお金がなくなることがある

その時に名義人が海外にいて窓口出金などできないことを証明すれば銀行側で弁償してくれることが多いが。

だれが犯人なのか。ずばり銀行員。銀行員が週末や長い休みの前にどうしてもお金がなくなると預金者のお金に手を付けてしまう。

それがとても珍しいことではなくて、ぽつぽつと聞く。私も3~4人から聞いたことがある。

新興国の銀行も銀行である以上、一応信用していいと思う。

国有化とか没収なんてことはないと思うけれど、突然出金制限がされたり、「強制解除するから取りに来い」などと言われることもないとはいえない。

日本と同じような感覚で香港、シンガポール以外の銀行に全幅の信頼をおくのは少し慎重になったほうがいい。

海外法人を有効活用(節税、相続、資産形成)』(2015年6月21日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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