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「お金持ちになれる」という習慣・自己啓発はすべてウソ=野口敏

楽に手に入る成功などない

実は、お金持ちになれる方法はあるんです。

それは、「いい情報を集める」こと。
その情報をもとに「行動を起こす」こと。
障害があってもあきらめず「試し続ける」こと。
その先にお金は必ず待っている。

ほら、もうあきらめかけたんじゃない? だって、そんなことしんどいもん。

みんな楽してお金を手にしたいという安直な願いを持っているから、いい加減な自己啓発セミナーなどに引っかかる。100万円以上するセミナーもあるんだって。気を付けようね。

楽に手に入る成功法則なんて、ない。見極めて、研究して、挫折して、反対されて、蔑まれて、それでも自分の信じた道を行く。その先にしか、成功もお金も待っていてはくれません。

そして、皆が大好きなポジティブシンキングも何の役にも立ちません

ポジティブシンキングに「有効性はナシ」

ポジティブシンキングについては、すでに心理学の実験などを通じて、その有効性が否定されています

「物事をいい方向に考える」などの他愛もないものはいいとして、「ポジティブに考えれば成功する」などという安易な考えを持つのは危険です。

会社をつぶす社長の典型的なタイプが「楽観的でチャレンジ精神旺盛な人」であることをご存知でしたか?

私は20年ぐらい前に、借金が1千万円あり、夜も眠れない日々が続いていました。何しろ教室の年間売上が1千万円程度でしたからね。

その時ある知人が、「自分は借金が3,000万円あるが、夜眠れないなどということはない。自分はポジティブだから」と言っていました。「自分は成功すると確信している」とも言っていました。

その後、ネガティブな私はベストセラーの本を出し、億の収入を得ました。そしてその友人は破産し、家族は離散しました。

この一事を見ても、ポジティブシンキングに意味がないことがわかるでしょう。

Next: 「ポジティブシンキングなんてウソ」と言われてムッとする人も多いが…

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