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【3月米雇用統計】今夜から始まるトレンド転換。短期戦略は「押し目買い」で=ゆきママ

先行指標の割には平均時給の見通しはやや強めか

今回も先行指標は堅調な数字が並んでおり、トレンドとしては良好さを保っていると言えるでしょう。

先行指標の結果(青は改善・赤は悪化、数値はいずれも速報値)

先行指標の結果(青は改善・赤は悪化、数値はいずれも速報値)

やや下がった数字もありますが、依然として強めの数字が続いていますから、特段にどうこうということはありません。

むしろ、さほど良好な数字でもないのにかかわらず、平均時給が前月比+0.3%・前年比+2.7%というのは、やや強気なのかなといった印象です。

したがって、平均時給が事前予想値を上回る可能性はやや低そうで、もし上回ってくるなら、サプライズと言えるでしょう。

そして、平均時給が上振れしてドル円が伸びるのであれば、いよいよトレンド転換ということになりそうです。

今夜に限ってはロングが有効か

トレンド転換か否かは、発表された数字と市場の反応を見極めなければならないため、何とも言えないのが本音です。

ただ、短期的には強気強気の相場になりつつありますから、今夜の雇用統計に限っていえば、押し目買いに賭けた方が良いのかなと考えています。

ドル円チャート(日足)

ドル円チャート(日足)

今朝、トランプ大統領が米通商代表部に対し、中国からの輸入品に対して、追加で1,000億ドル規模の追加関税を検討するように指示したと報道されましたが、ドル円は107円台を維持しています。

これまでなら喜んで売り材料として飛びついていたように思いますが、底堅さを見せていますから、これまでの状況と変わりつつあるのは事実でしょう。

Next: 想定レンジは1ドル=106.50~108.50円。狙いは押し目買いで

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