EC店舗のGoogleへの広告出稿は76.4%がPLA
ではEC店舗は、Googleに広告出稿する際に、Google Shopping Adsと通常のアドワーズに、それぞれどの程度の割合で広告を出稿しているのでしょうか。
この図によれば、広告出稿額ベースでは76.4%が Google Shopping Ads、クリック数で見ると85.3%が Google Shopping Adsと出ています。
この数字だけを見ると、Google Shopping Adsの方が広告出稿額に対するクリック数が多いので、広告主にとってはより効果が高い広告であると言えるでしょう。
スマホではPLAへの予算配分がさらに大きく
スマートフォンの面だけに限った場合の数字を見ています。
スマートフォンに限ると、アメリカでもイギリスでも、全体に比べて広告出稿額もクリック数もGoogle Shopping Adsの割合が大きくなっていることがわかります。
ECカテゴリーごとのPLA比率
次にeコマースのカテゴリー別も見てみましょう。
カテゴリーごとにばらつきがありますが、全体的に Google Shopping Adsに偏った広告出稿をしていることがよく分かります。
Google Shopping Adsの割合が80%を超えているのはホームアンドガーデン、家電、ファッションアパレルの3つのカテゴリーになっています。
これらの3つのカテゴリーでは、特に商品の画像や値段が見えることが重要だと言えるのではないでしょうか。
これをさらにデスクトップとスマートフォンで分割して見てみます。
濃い青色がデスクトップのテキスト広告、濃いグレーがデスクトップの Google Shopping Ads、薄い青がスマホのGoogle Shopping Ads、薄いグレーがスマホのテキスト広告になっています。
個人的には、ホーム&ガーデンとファッションアパレルの2つにおいて、スマートフォンよりもデスクトップにおける広告出稿額が多いことに驚きました。