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今晩の米雇用統計は上振れの可能性!「好結果なら126円台後半~127円台前半がターゲット」=FXブロガー・ゆきママ

きょう8月7日(金)21:30発表のアメリカ雇用統計、その中でも特に重視される「非農業部門雇用者数」「賃金上昇率」の予想とドル円相場の見通しを人気ブロガー・FXトレーダーのゆきママさんが解説します。今回は事前予想以上に強い内容となる可能性も十分!?

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アメリカ雇用統計、悪くなければ一旦はドル買いへ?

まず、結論として今回の雇用統計に対して市場がどう見ているかと言えば、すでに多くのヘッジファンドが一段のドル高を織り込みつつあるようで、6月につけた125円台後半を上抜けて、126円台に到達可能性も視野に入れています。

この理由としては、先月末に行われたFOMCでこれまでの「さらなる改善」から「労働市場がさらにいくらかの改善」を確認する必要があると表現が進展しており、このいくらかの改善が今回示されれば、労働市場の改善はもはや十分ということになるため、よほど悪い結果でなければ、市場もそろそろ利上げを織り込みに行くと考えているようです。

また、先日のロックハート・アトランタ連銀総裁のインタビューで、米経済が大きく落ち込まない限りは9月利上げを支持していることもあって、大きく予想を下ブレしなければ基本的にはドル買いの流れとなると見ていることもあるようですねd(・ω・*)ネッ

ちなみに、今回の事前予想は非農業部門雇用者数が22.5万人増で賃金上昇率は0.2%増となっています。この両方が予想を大きく下回ることがなければ、まずはドル買いの流れということでしょう。

米非農業部門雇用者数の推移(単位:万人)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015 25.7 29.5 12.6 22.3 28.0 22.3
2014 11.3 17.5 19.2 28.8 21.7 28.8 20.9 14.2 24.8 21.4 32.1 25.2
2013 15.7 23.6 8.8 16.5 17.5 19.5 16.2 16.9 14.8 20.4 20.3 7.4
2012 24.3 22.7 12.0 11.5 6.9 8.0 16.3 9.6 11.4 17.1 14.6 15.5
2011 3.6 19.2 21.6 24.4 5.4 1.8 11.7 6.8 10.3 8.0 12.0 20.0

先行指標については、米国の雇用の9割を占めるとされる非製造業部門の雇用指数は10年ぶりの好結果、失業保険の申請件数も7月に42年ぶりの低水準を記録しています。

したがって、これらの結果を考えると事前予想以上に強い内容となる可能性も十分といった見方もあり、ドル高にヘッジすべきとしているエコノミストが多いようです(。 ・ω・))フムフム

というわけで、トレードアイディアはやはり押し目買いになりそうですね。好結果となれば126円台後半から127円台前半がターゲットとされてはいますので、値動きを見ながら乗っかっていきたいところです。

ドル/円 日足(SBI証券提供)

ドル/円 日足(SBI証券提供)

ただし、125円台を超えてくると日米の要人から再び口先介入が出るパターンが危惧されますので、ポジションを持ち越さないということを必ず検討しておきましょう(`・ω・´*)b

ゆきママのブログでは書けないFXレポート』(2015年8月7日号)より一部抜粋
※太字とチャート画像はMONEY VOICE編集部による

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「普通の主婦がFXで10万円を300万円にした(継続)」というブログで日々の相場・値動き、トレード結果についてまとめさせていただいているゆきママです(。・ω・))(。uωu))ペコリ 最近は雑誌などでも取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このメルマガでは普段のブログでは書けないような、FXの運用情報についてまとめて行く予定です。ちなみにメルマガ記載のメルアドに質問いただければ、一部になりますがメルマガ内でお答えしていきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします(∀`*ゞ)

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