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2015年版「カンボジア銀行口座」のつくり方と注意点。日本人が観光ついでに口座開設できるオススメ銀行は?

どの銀行が日本人向き?各行の健全性とサービスをチェック!

カンボジアで口座を開設するなら、なるべくメリットが大きくデメリットを受ける可能性が低いところを選びたいものですよね。

そこで、National Bank of Cambodia(カンボジア中央銀行)の2014 ANNUAL REPORTから、純資産1兆リエル(約2億4,400ドル)以上の16行をピックアップし比較してみました。総資産の順に上から並べ、合わせて純利益と利益率、不良債権を示した表となりますので、リスク回避の参考にして下さい。

出典:National Bank of Cambodia「2014 ANNUAL REPORT」より作成

出典:National Bank of Cambodia「2014 ANNUAL REPORT」より作成

本当は自己資金比率なども併記できれば良かったのですが、残念ながら見当たりませんでした。

ちなみに業界最大手のAcleda Bank(エーシーリーダーと読みますが、何故か日本人はアクレダ銀行と呼ぶ人が多い)は、昨年に三井住友銀行が筆頭株主になっており、続く2位のCanadia Bank(カナディア銀行)は三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行の提携先、さらに3位のCambodia Pubulic Bank(カンボジア・バブリック銀行)はりそな銀行と提携しています。

他にもみずほ銀行はMay Bank(メイ銀行)とも提携していますし、Phnom Penh Commercial Bank(プノンペン商業銀行)はSBIホールディングスが筆頭株主。あとは上記の表には入っていませんが、パチンコチェーン大手のマルハンが出資するMaruhan Japan Bank(マルハン・ジャパン銀行)もあります。

これだけ日本の銀行などが多く出資していることからも、カンボジアにおける銀行の注目度が伺えるのではないでしょうか。

続いて各銀行の利便性や金利などをみてみましょう。先ほどの表と同じ並びで、支店数、ATMの箇所数、普通預金と定期預金(1年)の金利をまとめたものです。

出典:National Bank of Cambodia「2014 ANNUAL REPORT」と各行Webサイトより作成

出典:National Bank of Cambodia「2014 ANNUAL REPORT」と各行Webサイトより作成

在住の方はもちろんカンボジアによく来られる方にとっても、支店やATMの数は使いやすさに直結する大事なポイントとなります。金利は高いに越したことはありませんが、先ほどの表と見比べリスクと合わせて判断する必要がありますね。

次ページでは、SBIホールディングスが筆頭株主で、日本人に高い人気を誇る「プノンペン商業銀行」での口座開設手続きを具体的にご説明しましょう!

Next: 所要15分!プノンペン商業銀行の口座を開設してみよう

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