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どうなる2016年「マーケット展望」関連記事まとめ

この年末年始に公開した「2016年マーケット展望」の関連記事をサマリー付きでまとめてご紹介。本年も『マネーボイス』をどうぞよろしくお願い申し上げます!

2016年の市場を占う記事11選~株価、為替・債券・商品、政局etc.

株価

2016年は高値波乱も~「7月参院選にらみ無策ではあり得ない安倍政権」=山崎和邦

さて、今はこの大相場が始動してから3年と1ヶ月を経た。これほど長期間の内閣連動相場はこの半世紀に類を見ない。政策連動相場は1960年代の高度成長相場、65年夏~70年春までの「いざなぎ景気」相場、80年代の中曽根内閣の構造改革相場、小泉内閣時代の郵政改革相場等々があったが、今回ほど濃密な関係は他になかったと言えよう。

この政策連動相場は、全ての回において始動から大天井まで日経平均で2倍~2倍半前後であり、今回も2.4倍だった。「6月の20,943円÷12年11月14日の衆院解散決定日8,665円≒2.4」となる。

2016年はどんな年に?「干支と相場」丙申のアノマリー=櫻井英明

大和のレポートは「干支と相場」。

申(さる)年の株価はかつて右肩上がり。近年は年央にトレンドが転換するケースが多い。歴史的には、満州国建国、ブレトンウッズ会議、日本の国連加盟、NAFTA・EUの発足と、国際政治の転換点が多い。

日経平均株価3つのシナリオ~1万7,040円から2万827円まで4,000円幅=日暮昭

さて、直近の2015年12月18日の日経平均会社の純資産と純利益、ROEは当日の各指標を当てはめることで、それぞれ以下のように求まります。
・日経平均会社の予想1株当たり純利益=1万8,986円/15.06/8.826=142円84銭
・日経平均会社の純資産=1万8,986円/1.28/8.826=1,681円
・日経平均会社のROE=142円84銭/1,681円*100=8.50%
以下で、今後の投資環境に対応してリスク、すなわち投資家の要求するリターンである資本コストが、(1)現状が続く場合、(2)10%高まる場合、(3)10%低まる場合――の3つのケースについて日経平均会社の価値、すなわち日経平均がどのように変わるかを見てみましょう。

2016年相場展望~ゴールドマンサックス「強気」の根拠とは=櫻井英明

ゴールドマンのレポートは「2016年の相場展望:申年も強気スタンス継続」。サブタイトルは「懐疑論者への反論:6つの理由6つのテーマ」となっている。そのさわり。

2倍近い利益増により日本株は2013年以降、先進国で最も高いパフォーマンスを示してきた。2016年も高リターンが見込まれ、TOPIXは14%上昇して1800ポイント(日経平均で22700円)に達すると見る。

為替・債券・商品

【2016年展望】春先に追加緩和で日経平均25,500円/ドル円125~135円=武田甲州

来年の話をすると「鬼が笑う」といいますが、マーケットではときには数年先、10年先までの話をすることもあります。この時期に来年の話をするのはむしろ遅すぎるくらいかと思います。掻い摘んで要約としてまとめてみました。
・日経平均株価の高値は25,500円
・日銀追加緩和
・ドル円為替は125~135円
・米国利上げは2~4回実施
・米国株は堅調推移
・原油安は終息し、年末に向けて徐々に値上がり
・要注意点は産油国の株売却

2015年の金融市場を振り返って/先週の動きと今週の予想=久保田博幸

2015年の金融市場を巡る大きな注目材料となったのは日米欧の金融政策の方向性の違いではなかったろうか。ECBは1月22日の理事会で量的緩和の導入を決定した。このECBの追加緩和期待により1月20日に5年債利回りは一時マイナスとなり、10年債は0.195%まで低下した。

その後、ギリシャの債務問題を巡る警戒感が強まり、一時ギリシャのデフォルト懸念が強まった。

しかし、7月にギリシャ議会は金融支援の条件となる財政改革法案を賛成多数で可決したことなどから、デフォルトの懸念は次第に後退した。市場の視線はギリシャから今度は中国に向けられた。

ルービニ教授が警告する日本財政破綻の条件~絶対に売ってはいけない米国債24時!?

クリスマス・イブの24日、政府は2016年度予算案を閣議決定しました。歳出総額は96.7兆円と最高額を更新、一方税収増で新発国債は34.4兆円に抑え、経済再生と財政再建の二兎を追う形となりました。

折しも、ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授が、日本財政が危うくなるのは、2%の物価目標が達成するか、日銀が緩和策を終了する時、と警告しました。

ルービニ教授は、日本の公的債務がGDPの240%にも達しながら、危機が表面化しないのは、日銀の買い入れにより、国債金利が低く抑えられているためで、それが維持できなくなり、国債の大量売却が始まる時が危機の始まりと警告しています。

メリマン・アストロロジー(金融占星術)で占う2016年のゴールド相場=葛城北斗

ただ一時的であるが1~3ヶ月の上昇トレンド形成が期待できる時間帯がある。

それはメリマンアストロロジーによる統計学的な見地から来年1~3月である。これは火星のさそり座入居期間であり、この時期、金は活発な動きを示す傾向がある。1000ドル台が維持されている限り、この時間帯は上伸場面と合致してもおかしくない。

また金のアノマリーからは年後半の11月から翌年1月にかけて安値が出現した時はその後上伸という場面が度々見られる。

政局

2016年、安倍総理「2つの選択」~消費増税凍結と衆参W選挙の可能性=落合陽平

さて、最近のテレビ報道、新聞報道を見ていると、あることに気が付かないだろうか。

つまり、来年2016年ダブル選挙の可能性について一切の報道がないことである。これは非常に奇妙なことで、実は永田町においては、来年のダブル選挙の可能性を考えていない政治家は(おそらくほぼ)一人もいないということだ。

これだけ永田町で盛り上がっているにも関わらず、テレビやマスコミでは一切の報道がない。昼も夜も「軽減税率のシミュレーション」ばかりである。

弱気

超特大ブラックマンデーの足音~「QE動向を的確に予測する男」の警告

「金融崩壊が迫っている――」いま欧米の投資家に資金の保護を呼び掛けている投資コンサルタントたちが記事を書くときは、ほぼ例外なく、この言葉を見出し、あるいは中身出しに使っています。

「それは来週から始まるかもしれない」と言っているのは、「QE(量的金融緩和)の動向を的確に予測する男」として知られるビル・フレッケンスタインです。

話題

【RIZIN】桜庭和志は何と闘ったのか?~問われるフジと主催者の姿勢=近藤駿介

フジテレビが10年ぶりに中継した総合格闘技イベント『RIZIN』を観て感じたのは、総合格闘技はテレビ放映には向いていないこと。ボクシングの世界タイトル戦を見た直後だけに、なおさらその動きの遅さや少なさが際立った印象。

こうした印象を強めているのが選手の高齢化。注目、視聴率を集めるために「レジェンド」と称して40代半ばを過ぎた引退寸前の人間を担ぎ出し、生命の危険に晒させるやり方で格闘技ブームが再来すると思っているのだろうか。

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