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「2016年2月19日、米ドルは完全崩壊する」元連邦議会議員ロン・ポールの予言

アベノミクスが木っ端みじんに。危機の最初の兆候は急速なドル安

ロン・ポールによると、通貨危機の最初の兆候は、ドルの価値の急激な下落として表面化する、ということです。

そして、ドルの崩壊は、インフレの突出をもたらすだろう、ということです。つまり、通貨が急激に購買力を失うということ。

これは、私たちの目には見えないものの、物価の高騰という形で認識することになります。

実際は、モノの価値が上がったというより、通貨の価値が減価されたと言う方がより正確です。それを私たちは、「物価が上がった」と言っているだけです。

インフレは当然、米国の金利上昇につながります。

結局、ロン・ポールの予測は、全米の金融システムが崩壊すると言っているのです。米国の金融システムが現実に崩壊するならば、それはそれで全てのグローバル金融システムに及ぶことになります。

米国の負債は、公式発表だけでも18兆ドル以上に上ります。そして、米国に対して最大の債券保有者は、第2位の中国と第3位の日本です。

米国の崩壊は全世界を荒廃させます。そのとき、アベノミクスは、どうなるでしょう。それが起こるのは今年の2月19日である、と警告しているのです。

渦巻く不満、暴動の勃発…すでに秒読み段階に入っている

1776年の独立宣言から2008年までのの米国連邦の全負債はわずかに10兆ドルそこそこでした。

しかし、2008年のリーマン破綻からは、一気に借金を増やし、その後も何度も債務上限の切り上げを行ってきました。

結果、20015年までの過去7年で、米国連邦の全負債額は18兆ドル以上に膨らみ、それまでの2倍に膨れ上がったのです。

これは、誰かの計画?米国の金融システムを破壊するための?

もし、仮に米国が破綻せず、借金をし続けることができるとすれば、2019年までには、全負債額は20兆3000億ドルを超えると試算されています。

金利は確実に上がります。その影響は連邦政府ならびに日常的なアメリカ人にも影響が及びます。

金利の上昇は、政府の資金調達コストを増やします。それによって利払いも多くなるので、負債は、今まで以上に速いスピートで積み上がります。自転車操業、いわゆるポンジスキームです。

そうなれば、金利がわずかに上がっただけでも、さらに負債を積み上げさせることになり、完全に制御できなくなります。

Next: 中流階級に対する徹底した増税によって「大暴動」が発生する

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