密葬と家族葬ってどう違うの?今さら聞けないお葬式の種類

shutterstock_144558722 copy
 

ひとくちに葬儀といっても、密葬、家族葬、一日葬など、いくつかの種類に分けられます。突然の葬儀に慌てず、トラブルに巻き込まれないためにも、葬儀の種類と特徴を覚えておきましょう。メルマガ『瑠璃の葬送日記&葬儀ナレーション例文』では、知っておきたい葬儀の知識が紹介されています。

密葬、家族葬、一日葬、直葬、ちゃんと区別できていますか?

たとえば事前相談にお越しになるお客様の中にも密葬家族葬一日葬直葬などの違いをご理解いただけていないという印象を受けます。

ここで、きちんと整理してみましょうか。

◆密葬 

本葬やお別れ会の前に近親者だけで行う葬儀のこと。

故人様のご関係筋が大勢いらっしゃるなどの理由でご葬儀が大規模になってしまう場合などに提案されます。近いお身内が多くの会葬者の弔意に応じることに忙殺され故人様とお別れができなかった、ということを避けるためでもあります。

また、先に火葬をしておくことで、本葬やお別れ会の日程を焦らずに決められることにもつながります。ゆとりをもって企画できることから、急なことで連絡が行き届かなかった、という方々を少しでも減らす狙いもあります。

◆家族葬

たとえば故人様がかなりのご高齢で、直接親しかった方というのがほとんどいらっしゃらず、喪主などへの義理立てで参列して下さる方ばかりであろうなどの理由でご一般の参列をお断りし、家族だけで見送るというのが、いわゆる家族葬です。

家族葬では本葬やお別れ会などは行いません。

◆一日葬

通夜を行わないもの。

理由は、経済的理由、親戚が遠距離などの身体的負担、無宗教など、さまざまです。従来の形式にとらわれない新たな葬儀スタイルとして各社が広告していますが後にトラブルに発展しやすいので、親戚筋などへはもちろんのこと菩提寺がある場合は事前にきちんと理解してもらうことが必要です。

print
いま読まれてます

  • 密葬と家族葬ってどう違うの?今さら聞けないお葬式の種類
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け