悩み相談でイライラ!相手が欲しいのはあなたのアドバイスではない

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悩み相談にのっているうちに、あるいは誰かに悩みごとを相談しているうちに、なぜかイライラしてしまった経験はありませんか?思わず頷いてしまったあなた、メルマガ『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』で、相手の心をちょっとのぞいてみてください。次に会う時は、きっと笑顔でいられるはずです。

「あなたはそう思うんだね」と共感することで、話は驚くほど前に進む

無意識に相手のことを、良い悪い、正しい間違いで判断したり分析していると、相手に求められてもいないのに「こうした方がいいんじゃない? ○○なんじゃない?」 と、アドバイスしてしまいます。

そのアドバイスや意見は相手への優しさ、熱意、好意のつもりなのですが、頼んでもいない相手からのアドバイスや意見を、相手が素直に受け入れることは少ない。それどころか反発されたり、嫌がられたり、ときには相手を悲しませることさえあります。

さらに、自分は自分で、相手が自分のアドバイスや意見を受け止めてくれないとがっかりし、理解しない相手が悪い、理解力がない、などと責めてしまうこともありますが、受け入れてもらえないのは、アドバイスや意見の内容が合っているとか、良い悪いという問題ではなく「頼んでもいないのに勝手に分析され、良い悪いで判断されるのはイヤだ」という思いによるものです。

特に、身近な人や家族に対しては、相手を大切に思う分余計に、こうあって欲しい、それは違うと、自分の意見押し通そうとしてしまう。それでうまくいっていればいいのですが、自分の意見を押し通そうとして良い関係性や良い結果になったことはほぼありません。

先に相手の気持ちに共感しないまま進めると相手との会話や行動はいつまでも変わらず、同じ様なことを何度も繰り返すことになります。

急がば回れ

正しい間違い、良い悪いの物差しを外し、まずは「あなたはそう思うんだね」という心から共感することで話は驚く程進みます。

最近やっと「なぜ何度言ってもあいつは変わらないんだ?なぜ自分の気持ちが伝わらないんだ?なぜ何度も同じ様なことを繰り返すんだ?」 と、相手に対して思ったときは、相手が変わらないのではなく、自分が変わってないと思える様に少しずつなってきました。

自分の意見を上手に通す方法ではなく、相手の気持ちへの寄り添い方を学ぶことが本当の成長なのかもしれないな。

image by: Shutterstock 

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