仕事のみならず、生きる上で重要な人間関係。その中で最も大事なことってなんだと思いますか? メルマガでビジネススキルや人間関係について著している音多秀茂さんは、「印象」こそ最も重要だと語っています。そして人の印象を良くするには、ある黄金比率があるそうです。
良い人間関係を生み出す「気分」を理解しよう
人間関係で最も大事なのは「印象(イメージ)」です。
第一印象がその最たる例。
そしてこの印象が気分を生み出します。
良い気分を生み出す相手には「イイ人」というイメージがつきますし、逆であれば「嫌なヤツ」という事になります。
これは思考や論理では無く気分の問題( ..)φ。
例えば自然な笑顔をコントロールしているのって情動や気分なんですね。論理的に思考した結果、楽しいと判断したから笑顔になるのではないんです。それは不自然な作り笑いであり、機械と人間が決定的に違う所なんですね。
だから人間関係では結局「総じて気分はどうなのか?」という事がとても重要。
何故ならもしあなたが良い気分を作り出して自然な笑顔をふりまいていれば、それが伝わった相手も良い気分となり、あなたは「総じてイイ人」という事になるからです。
というわけで今回のシリーズではこの「気分」への理解を深め、良い人間関係を生み出す方法をお伝えします(^^)v。
感情と思考
気分は感情であり、感情とセットになっているのが思考です。
で、どちらが強いかというと感情の方が強いんです。
例えば物を買う時に、普通は欲しい理由を論理的思考を使ってロジックツリーの階層構造で分析した上で購入するという事はしません。
結局”欲しいから買う”んだと思います。
私がふと目の前の本棚に目を移した時、「また読みたいな~」と思う本とそうではない本があります。
両方の本が共に良い事が書いてあり、何度も目から鱗が落ち、大変勉強になったと思ったと思う本であってもこのような事が起こります。
何故ならそれは、目で背表紙を見た瞬間に過去に読んだ時の情報が気分として立ち上がり、「総じて良い気分」になる本は瞬間的にまた読みたいと思うからです。
だからきっとマンガには手が伸びやすいんですね(笑)。イメージが立ち上がりやすいですからヽ(^o^)丿。
これは人間関係でも同じで、ふと頭に誰かを思い描いた時「また会いたいな~」と思う人とそうではない人との差は結局この気分に尽きるんですね。
総じて良くなる境界線
さて、ではこの「総じて良い気分」になる境界線はどこなのか。
これは比率で表すと「51:49」の関係。
総じて良い気分というのは50:50のバランス状態から、良い方に1%傾いた瞬間に起こるものです。
つまり51%が良い気分になる努力をすれば、「総じて良い気分」という事になります。
総じて良い気分になるとこういう事も起こります。
▼ 論理的には100%間違っているけどイイ人だから許す
これは逆もまた真ですが、中身はどうあれ結局強いのは感情です。
だからビジネスの場面でも、
▼ なんかゴチャゴチャ良く分からないけどアイツイイ奴だから買うか!
という事になるんですね。
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