なぜ会社で「ムリ」と口にする人間は、年収1000万円から遠ざかるのか

2016.03.10
by yomeronpou
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日頃から「ムリ」という言葉を当たり前のように使っていませんか? その裏には「やりたくない」というあなたの本心が隠れているのかもしれません。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが、ビジネスの場で「ムリ」と言う前に試してみるべきことを、具体例をもとに詳しく解説してくださっています。

出来ないよ、と思ったらこう考える

ビジネスに限らず、人生全般について、あれは出来ない、これはムリと言う人は何も成し遂げることが出来ないと思います。出来ない、ムリって言った瞬間に出来ない未来ムリな未来が確定しちゃうんですから。これ正確に言えば、出来ない、ムリ、なわけじゃなくて、「やりたくない」だけなんです。それをやりたくない、と言ってしまうと、「ツベコベ言わずにやれよ!」と言われてしまうから、出来ない、ムリと表現しているだけなんですね。

ビジネスの世界で、やりたくないからやらない、という姿勢を続ければそりゃ成果なんて出るわけありませんから。そんな人が幸せになれるはずもありません。

これは難しいなぁ、出来そうも無いなあと思ったら考えるべきことは2つです。

1つは、どんな条件が揃ったら出来るようになるのか?を考えること。もう1つは、条件を変えずに「何なら出来るのか?」と代替策を考えること。出来ない、ムリという思考が浮かんで来たら、すかさずこの2つを考えるのです。

売り上げを2倍にしたい→出来ない、ムリ!

ここで思考を停止させずに、どうなったら2倍になるんだろうか?と考える。これは客数を2倍にするか、単価を2倍にするか、その両方を程良くやるかの3つしか選択肢がありません。このうちのどれがどうムリなのかを考える

条件を考えるとは、この3つの選択肢のどれかをやるにあたってネックとなっているものを考えるということです。客数を2倍にすることが出来ない原因はどこにあるのか、単価を2倍に出来ない理由はどこにあるのか。

代替策を考えるとは、売り上げは増やせないけど、経費は減らせるから、こっちの方向から利益を増やそうと考えることです。もうひとつは、客数は2倍に出来ないけど、来店頻度は2倍に出来ないかを考えることです。週に1回来ていた人が2回になれば、これは客数が2倍になったのと同じです。

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