子どもの勉強を見てあげようと思っても、毎日忙しくてなかなか時間が取れないというお父さんも多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』で紹介されている「暗記リズム歌」。時間や場所を選ばずにお子さんと楽しみながら作れる上に親子の絆も強まる、最高の学習法ですよ。
めんどくさい暗記もリズム歌なら楽しくバッチリ
覚えるのがめんどくさいから勉強が嫌いという子も少なくありません。そこで、ひと工夫。五七五や五七五七七のリズムを活用すると楽しく覚えられます。名づけて「暗記リズム歌」です。
例えば、理科で「昆虫の体は頭と胸と腹の3つに分かれている。足は胸から出ている。足の数は6本」と学んだとします。そうしたら、
「昆虫は 頭胸腹 3パーツ 足が6本 胸から出てる」
と覚えます。
「てこのはたらき」で、力点と支点の間を長くすると弱い力で重い物を楽に持ち上げられるという内容を学んだら、
「力点と 支点の間が 長ければ 弱い力で ラクラク上がる」
と覚えます。
国語で句読点という言葉を学んだとします。読点は「、」で句点は「。」なのですが、間違えて覚えてしまうことがよくあります。そこで、
「句読点 読点がテン 句点マル」
「読点が テンで句点は マルですよ」
と覚えます。
社会の歴史では
「信長の 楽市楽座で 好景気」
「卑弥呼さん 邪馬台国の 女王だ」などです。
地理では、
「静岡で しらすを食べて お茶飲んで 富士に登って ピアノを弾こう」
です。親や先生が作ってあげてもいいですが、子どもと一緒に作ればさらに効果があります。というのも、作るためには教科書をしっかり読んで理解する必要があるからです。
できあがった暗記リズム歌を紙に書いて貼っておくのもいいですね。さらには、これでカルタを作って遊ぶこともできます。
「信長の~ 楽市楽座で~」と読んだら「好景気」という札を取ります。「静岡で~ しらすを食べて~ お茶飲んで~」と読んだら、「富士に登って ピアノを弾こう」という札を取ります。
初出『Smile1』(学研エデュケーショナル)
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