北海道新幹線一番列車レポート

 

この区間は新幹線と在来線の共用区間となっており、新幹線側の最高速度は「今のところ」140km/hまでに抑えられている。

そのため青函トンネル内では新幹線車両か在来線車両か(はやぶさかスーパー白鳥か)しか違わない上に軌道状態がいいため、スーパー白鳥でも新幹線でもそれほど乗り心地には差がないのだが、インタビューしてくるTVクルーは判で押したように新幹線の方が乗り心地がいいという答えを求めているようだ。

そして列車は青函トンネルを抜け本州へ

奥津軽いまべつ駅まではそう遠くないため、あわてて荷物をまとめて下車。

ちょうど退避線には貨物列車がいたが、気づく人は少ないようだ。

ここはさらにホームが狭いため改札口にたどり着くのが大変。

案の定、改札は閑散としており、こちらから「新幹線乗ってきました」と声をかけないと景品配布もインタビューも忘れられる始末。

今別町民だらけの空間に、ほんの数人新幹線利用者が混じってる状態。

気を取り直して、本日のメインイベントである青春18きっぷオプション券」の使用。

特急券ではなく、この青春18きっぷをつかって、新幹線はやて93に乗車。

車内はすいており、相棒と並んで座れるほど。

帰りは吉岡定点でのツイートに失敗しつつ、再び北海道へ。

旧・知内駅では北島三郎についての放送もあり、観光新幹線だなぁという思いを深めつつ、列車は木古内に到着

 

 

客車隊報

著者/中尾一樹(海峡同盟 代表)
青春18きっぷやクルーズ列車等の情報を中心としたメルマガを配信中。旅行サークル「海峡同盟」では青春18きっぷで北海道に行けなくなる可能性が発生したことをきっかけに2001年に結成。最近は海峡特例を守ることを目的として、国土交通省・運輸審議会が主催する公聴会に参加し公述人として意見するなど活動を行っている。

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