仕事ができても絶対に出世させるな!会社をダメにする「状況オンチ」

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もっと出世したい会社員の皆さん、そしてもっと会社を大きくしたい経営者の皆さん、今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』で紹介されている、どんなビジネス書にも載っていない「成果を100%モノにする方法」は読んでおく価値アリです。仕事は出来るのに思ったような成果や評価が得られないあなた、それは「行動が状況オンチ」だからかもしれませんよ。

出来事ではなく状況が問題

仕事って突き詰めると、「何をやるか」とか、「どうやるか」って多くがパターン化されているんです。ビジネス書で書かれているノウハウなんて、そんな「何をやるか」か、「どうやるか」ばかりですから。ですから、ここで他者と差が付くわけではないのです。

問題はそこではなく、成果というのは、どのような状況でそれをやったのかで決まるのです。ノウハウは、いつ、どういう状況でそれをやるのが良いのか、が重要で、これを正しく理解出来ない、もしくは状況判断を間違えてしまうから、やる人によって得られる成果が変わるのです。

赤字の会社で社長が10年後に花開く投資をするのは間違いなのです(手元資金が10年分の経費以上にあれば別ですがね。ちなみにそれをやっているのがアマゾンという会社です)。

会社が赤字なら、何はともあれ目先のゼニを掻き集めて、会社が倒産しないようにしなきゃならないんです。つまり現場の仕事に精を出せということです。それがこの状況下で最も優先度の高い行動なのです。

ところが、会社が黒字になってウハウハいうようになって来たら、現場の仕事に関わっちゃダメなんです。現場の仕事は全部部下にやらせて、自分は会社の未来を作ることに注力しなきゃならないのです。

黒字とはどういう事かというと、会社が潰れるまでの猶予時間が黒字額分だけあるということです。この金額が1年分の経費と等しければ、何もしなくても1年間は潰れないということで、その時間を使って来年儲かるための種まきをしなきゃならないのです。

例えば、1年の経費が1億円かかる会社があって、いまキャッシュが1億円あるのなら、1年掛けて新しいビジネスを育てる余裕があるという事です。普通はそこに投資が必要ですから、5,000万を投資して半年で形にするというような設計図を描くのです。これこそが、黒字の会社の社長がすることなのです。

あなたの行為の正当性は、行為そのモノにあるのではなくて、どんな状況でそれをやったのかで判断されるのです。つまり、ビジネスパーソンにとって非常に重要な能力は、今の自分を取り巻く環境や状況を正しく理解するという能力です。これが出来ない人は、いくら技術力や交渉力や経験値というスキルがあっても、絶対に出世させてはいけません。これ、一時期流行った「KY」とはちょっと違うんです。KYというのは、主に状況オンチな発言についてこれを咎める表現なんですが、一切言葉で交わさなくても行動が状況オンチだともっと困るんです。

KYは言葉を通して、「この状況でそのセリフはおかしいでしょ」と修正をしてあげる事が出来るんですが、1人で顧客のところに行かせて仕事をやらせている時に、状況オンチな行動をされたら誰にも制止出来ませんから。ですから、こういう人はピンで(1人で社外に出してはいけません

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