東大院生のノートも美しい。頭がよくなるノートの取り方

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あなたのお子さん、ノートはきちんと取れていますか? 「そもそもどうやってノートを取っていいかわからない」という子どもも多いと聞きます。『齋藤裕一の「教育力」と「勉強力」 ~ココだけのリアル話~』では、プロの家庭教師として数々の実績を上げてきた齋藤さんが実践していた「ノートの作り方」を披露してくださっています。

東大院生のノート作り

家庭教師をしていると、

「うちの子はノートが汚くて…」
「すぐにノートを取るのをやめてしまうんです」
「ノートをカラフルにしてるけど、ちゃんと授業を聞いてるのかな…」

そんな保護者の方からの悩みをよくうかがいます。またお子さんたちからも、

「ノートをどうやってとったらいいのかわからない」

といった相談を受けることが多いです。

さて、以前『東大生のノートはかならず美しい』という本が話題になりましたね。ノートやルーズリーフ、ファイルなどの関連商品も売り出されるなど、ノートに対する関心が高まっているのかもしれません。

そこで、今回は私自身がノートを取るときに留意してきたことのうちの中の4点をご紹介いたします。ノート作りでお困りの方の参考になればと思います。

1.字は丁寧に

私はずっと字が汚いのが悩みで、未だに履歴書を書くときなどは恥ずかしい思いをしています。ただ、ノートの字は、できる限り丁寧に書いています。

理由は簡単です。

汚い字だと読み返す気が失せてしまう、ということです。

板書をノートに書き写すことで満足してしまうお子さんが多いのですが、そのノートを使ってその後学習する、という目的を意識すると良いと思います。

2.カラーペンは3色程度

カラーペンのないノートは少し味気ないように思います。特に大切な部分を強調したい時など、カラーペンは重宝します。

しかし、カラーペンのことばかりに気を取られていると、内容が置き去りになる事が多いものです。

判別しやすい色3色程度を使い分けていました。これくらいならペンケースの中もごちゃつかずに済みます。

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