カレーを日本に伝えたのは英国人だった。カレーを巡る意外な旅路

2016.05.11
 

ハナー・グラスのバターチキン カレーのレシピ(1774年)

The Silk Road Gourmetより)

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インドのバターチキンカレー

 

【材料】

・一口サイズに切った鶏の胸肉(約453g)

・大さじ3〜4杯の無塩バター

・スライスされた大玉のたまねぎ1個

・小さじ山盛り2〜3杯のターメリック

・細切りされた小さじ山盛り2杯分のしょうが

・小さじ2〜3杯の黒胡椒

・小さじ1杯の塩

・2〜3カップの鶏ガラスープ

・1/2のヘビークリーム

・1/4〜1/3のフレッシュレモンジュース

【作り方】

大さじ1のバターをフライパンに入れて溶かし、そこにチキンをいれる。ほどよく焦げつくまでソテーしてから、鶏肉を取り出す。

残りのバターで玉ねぎを5-8分間ソテーし、柔らかくなるまで炒める。

そこにショウガを追加。

2-3分間炒めて、黒胡椒、ターメリック、塩をいれて炒める。5分間まぜて、先ほど焼いた鶏肉をフライパンに戻し、かき混ぜる。

中火でぐつぐつ煮込み、時々かき混ぜる。

鶏肉が柔らかくなるまで、20〜30分間かき混ぜる。

弱火にしたら、クリームとレモンジュースを追加してなめらかにかき混ぜる。

米かパンと一緒に召し上がれ!

1810年にはインド人旅行家であるSake Dean Mahomet さんが、イギリス初のインド料理店(カレーレストラン)をオープンさせたものの、これが大失敗に終わったとのことです。

ただ、時間が経つに連れ、カレーはイギリス中で再ヒットするようになりました。

そのきっかけは、パブのメニューに取り入れられるようになったからとのこと。

当時のパッとしない食生活に刺激を与える食事になったからではないか、とも言われています。

つまりイギリスにカレーが登場したのは1700年代頃のようです。

思ったより歴史が長いですね。

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