脳トレよりもヨガ・瞑想。最新研究でわかった「認知症」予防効果

2016.05.19
 

老後になってからでなく、現役のうちから。そして男性も!

アルツハイマー型はアメリカでは近年、認知症の中で一番多い病気であり、死因の6位にランクインしています。

アルツハイマーは治療方法がありませんが、様々な研究によるとヨガや瞑想を行うことが、症状の進行を遅らせるのに極めて重要な役割を担うとされています。

ヨガや瞑想、ストレスマネジメントを仕事に活用するビジネスを行う企業の創業者で、ヨガ教師でもあるSarah Vaynerman氏はヨガがメンタルヘルスにもたらす効果を強調します。

「ヨガは、私たちの体の中で一番重要でありながら一番知られていない場所の1つである、気分やストレスレベルをつかさどる”迷走神経”を整えてくれ、ヨガ中のリラックスする呼吸法が副交換神経系(鼓動を減速したり筋肉を緩めたりする休息と消化系)を活性化させるのです」

最近、ヨガは女性のものだけではなくなりました。

男性のヨガ人口を見てみると、アメリカは2009年ごろから、日本では2011年頃から増加傾向にあります。

背景には、スティーブ・ジョブズ氏がヨガや瞑想を取り入れていたことや、Googleなどが社内研修に取り入れたことなども影響しているようです。

あなたやあなたの周りの人が、何か認知症対策をしたいと思ったなら、簡単で安全かつ安価に脳のフィットネスを行える方法として、定期的にヨガや瞑想を取り入れることをおすすめします。

すでにヨガは腰痛に効くことも研究でわかっていますから、なおさら効果的ですね。

Image by: Shutterstock

Source by: Medial Dailyヨギーマガジン 

文/桜井彩香

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