「H&M」が実施している3つの要素
1・服の再利用
リウェア ― まだ着ることができる服は古着として販売する
リユース ― 古い服と繊維製品は清掃用の布などの他の製品に加工する
リサイクル ― 上記以外の服は繊維にするか、断熱材などの他の用途にまわす
2・オーガニック商品の提案
”Conscious(コンシャス)”ブランドの訴求
ファッションをサステイナブルに、サステイナビリティをファッショナブルに。
3・メンテナンスの提供
「クレバーケア」というラベルにより消費者の着方や手入れの仕方にまで踏み込んだ表示(消費者が使っている間もちょっとした気を使うことで、環境に対する負荷を減らすことができる)
多くの米国企業が今ファストファッション(量販)でもあるH&Mが取り組んでいる上記3つの施策の重要性に気づき、「シンプル」で楽しく、幸せを感じる仕組みを米国流にして、いかにして経営戦略に取り入れることができるか?
考えています。
会社(お店)に最も重要なのは、
- 誰に
- どのような価格帯で
- 自社(自店)の商品やサービスを提供したいのか?
を明確にすることです。が、そこには、会社(お店)が世の中に必要とされているか?という問いかけが不可欠です。
H&Mはこれらの要素を明確にし、利益を生み出す仕組みを構築しているのです。
なぜなら、会社(お店)は存続しなければ意味すらもたないようになるからなのです。
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著者/清水ひろゆき(H&Hコンサルティング)
- 日本の上場企業トップと同行し米国優秀企業を紹介した米国ビジネスモデルコンサルタントが、そのトップだけが持つ独自の視点で利益を生み続ける現場演出から分析。日本の優秀企業が、米国企業から導入し、顧客を喜ばせた「オンリーワンになる法則」を事例で解説。
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