どうりで痩せないワケだ。お酒のカロリー、なんと砂糖の2倍!

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毎回ためになる美脚術を披露してくれる、美容一筋30年のナターシャ・スタルヒンさん。今回は自身のメルマガ「下半身がみるみるヤセる」で、アルコールの作用と適量について大いに語っていただいてますので、ご紹介します!

飲むなら適量を守ろう

よく、「アルコールは飲んでもいいですか?」「飲み会などで何を飲むのがベストですか?」などのご質問をうけるんだけど、アルコール類は飲まないですむなら、極力、飲まないほうがいいね。飲みはじめると、適量を守れなくなって下半身太りに拍車がかかっちゃうってことが、と~~っても多いから……。少量であれば、アルコール類は血行をよくして代謝促進作用があるし、ストレス解消効果も……。

末端血管系を活性酸素の攻撃から守ってくれるポリフェノールが多い赤ワインとかであれば、セルライト改善にプラスに働いてくれるっていうこともある。でも、こうした作用はあくまでも適量を守った場合だけね。

それ以外は、下半身デブ製造飲料ってことに!まず、アルコール類はカロリー的に砂糖の約倍。1gあたり7 kcal。つまり……

油を体内に注ぎ込んでいるみたいなもんなのよっ!(砂糖1g = 4kcal、脂肪1 g = 9 kcal)

また、アルコールには、糖をエネルギー化せず、脂肪にしてしまう作用もあるの。女性の場合は脂肪貯蔵レセプターが下半身に多いから、脂肪は下半身にどんどん蓄積していくことになっちゃう。さらに、最近の研究では、1日たった2~3杯の飲酒習慣でも肝臓がん胃がん大腸ガン乳がんのリスクも高まるとか!!!

参考:「アルコール注意報お知らせしま~す!」

脳へのダメージも心配ね。

参考:「1日3杯の飲酒で脳にダメージ!」

賢く飲むには?

では、どのくらいが適量といえるのか……。

アルコールのプラス効果を生かしながらマイナス面を表面化させないためには、ワイン(できれば赤)なら1~2杯に抑えるようにするといいね。ワイン以外であれば、焼酎がおすすめ。乙類(イモ焼酎、麦焼酎など)が◎。これを割って飲むのはOKだけど、焼酎そのものは100ml を超えないようにねっ!適量を守って飲んでいても、あるいは羽目をはずして飲み過ぎてしまうときでも、飲酒は下半身ヤセにも関係する多くの栄養素の欠乏を招くってことを覚えておいてね。

たとえば、水割りたった2杯程度でも、飲まないときに比べると、なんと3~5倍ものマグネシウムを尿と一緒に排泄しちゃうの~!アルコールを分解したり、体内で無毒化していくナイアシンというビタミンB群の一種も多量に消耗される。マグネシウムもナイアシンも体内の300種類以上の代謝に関わる超~重要な栄養素なの。排泄されたり消耗されちゃうと、体内の酵素が働けなくなってしまう。これって、大問題!

さらに、細胞内のビタミンB6が激減。葉酸(これもビタミンB群の一種)の働きも邪魔される。こうした栄養素が不足してしまうと、下半身ヤセは絶望的になってしまうばかりか、ガンの発症などのリスクがアップしちゃう。なので、アルコール類を飲むときには、マグネシウムやビタミンB群の多いおつまみを食べるようにするといいね(豚肉、マメ類、チーズなど)。さらに、ビタミンB群や抗酸化栄養素類をサプリでしっかり確保しておきたいね。

 

image by:Shutterstock

『下半身がみるみるヤセる!』
ダイエットすると胸ばかり小さくなり、かんじんの下半身はちっともやせないと嘆くあなた。そんなあなたに、下半身痩せ指導歴約30年、美容健康界カリスマ、ナターシャ・スタルヒンが、厄介なセルライトさえスッキリさせる美脚痩身術の全ノウハウを伝授します。
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