夕飯の献立、毎日考えるのって当然ながら大変ですよね。とくに残業で疲れて帰る日などは目も当てられません。そこで今回は『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で紹介されている、たった10分で作れる濃厚肉汁つけうどんのレシピをここに公開。著者のgatugatuさんは板前歴23年のベテランですから、味も折り紙つきですよ。
ガッツリ!肉汁つけうどん
gatugatuです。
今回は、「『今日の晩めし何しよ?』と迷った時の10分高速めん料理」を伝授します。
この料理は何度かお伝えしていますが、10分で作れる時短料理であり、すぐに食べられて、特に夏の暑い時期に食って頂きたいさっぱりしためん料理でもあります。
なので、あなたが、「今日の晩めし何しよ…」と迷った時に他のどんな料理よりも真っ先に思い出せるようになるまで、何度もオススメするつもりです。
それは、簡単に作れてさっぱりで、腹もイッパイになって、飽きず、そして、旨いめん料理だからです。
この料理、「つけめん」でなく『つけうどん』です。
冷たい「つけつゆ」でなく、豚バラ肉を入れ、濃厚でコクの強い味にした、熱々のしょう油ベースでほどよい甘みのある、かつお出し汁の「つゆ」です。「つけめん」と同じ食べ方をする「つけうどん」ですね。
濃厚な出し汁がうどんに絡んで食べると、「ざるうどん」とは、また違う別格の「味」を楽しめます。
で、私の「超めんどくさがり」にはかなわないでしょうが、めんどくさがりのあなたでも簡単にできるように「うどん」は「冷凍うどん」を使います。「冷凍」でもコシがしっかりあって、十分おいしい「うどん」がたくさんありますからね。
それから、「つけつゆ」は、調味料をいちいち「電子量り」で量る必要はありません。そんな面倒なことしなくていいんです。
小さめの「おたま」を使って
【水4杯、みりん1杯、濃い口しょう油1杯、かつお出しの素少量】
を鍋にぶち込めば、簡単に旨い「つけつゆ」が作れます。これは、「割合」で作る「出し汁」の1つです。
【出し汁(水、かつお出しの素)4:みりん1:濃口しょう油1】
「4:1:1」
天ぷらの「出し(つゆ)」としても使えます。
「割合」さえ、熟知してしまえば、味の安定した「おいしい出し汁」は簡単に作れます。
私、このめん料理に30回以上挑んで実感してますが、材料、道具などしっかり準備してレシピ通りに作れば10分かかりません。
なので、気楽に作れて、しかもおいしく食えます。あなたが、忠実にレシピ通りに作ろうと思えるなら、短時間でできる明快な作り方を今すぐ見て下さい!
【材料】
うどん…2玉(冷凍さぬきうどん使用、ガッツリ2玉です)
刻みネギ…適量
白ごま…少量
●つけ肉汁
水…120cc
みりん…30cc
濃い口しょう油…30cc
かつお出しの素…2g
【4:1:1】
豚バラ肉スライス…50g
1.豚バラスライスは、5等分に切ります。
2.鍋にうどん2玉が入る位のお湯を強火で沸かします。
完全にぐらぐらと沸騰したら、「うどん」を入れます。ボウルに氷水を用意します。
3.再度沸騰したら、うどんをザルに空けます。
4.素早く氷水に浸けて急冷します。
5.その間に…別の鍋に「つけ肉汁」の調味料と水を合わせ、強火にかけます。
沸騰してきたら、豚肉を入れます。
6.豚肉が白くなり熱が通ったら、火を止め、適当な大きさの器にザーッと入れます。
刻みネギをたっぷりとぶち込みます。
7.キンキンに冷えた「うどん」の水気をよくきり、器にガサッと盛り、白ごまをぶちまけて完成です!
「今日の晩めし何しよ…」と、困ったら、「4:1:1」の肉汁つけうどんを思い出して作って下さい!
この料理だけじゃ、栄養的に不安…という場合は、これがオススメです。
1/2日分の緑黄色野菜が摂取できます!
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