暑い日こそ。サクサクッ、ジュワァ〜なトンカツに隠された健康効果

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なぜだか突然「トンカツが食べたい!」と思う日ってありますよね。もしかしたら身体が欲しているのかもしれません。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では豚肉に秘められたパワーを紹介、さらに健康効果が高いとされる食べ方も指南してくださっています。

別名 ビタミン「ブー」

ビタミンB1とは、糖質がエネルギーに変換されるときにかかせないビタミンで、ごはんが主食の日本人には大変重要な栄養素なのだそうです。江戸時代には「江戸患い」、明治時代には国民病と恐れられた「脚気」は、ビタミンB1の欠乏からくる病気で、また、現代は、甘い清涼飲料水やアルコールを多量にとる「ペットボトル症候群」というそうですが、特に、運動などでエネルギー消費量が多い人は、B1欠乏症になりがちなので注意が必要なのだそうです。

ビタミンB1は別名「ビタミンブー」とも言われ、豚肉に多く含まれているそうで、にんにくの香り成分アリシンと一緒に摂ると吸収率が良くなるので、「豚の生姜焼き」「ポークソテーとにんにくの組み合わせ」は、夏バテ防止やパワーをつけるためには、効果的らしいです。

豚ヒレ肉は昆布を合わせて風味もアップ

豚ヒレ肉は部位の中でも最も柔らかく、きめ細かい赤身肉。淡白で油を使った料理に向いているそうです。健康成分で注目はビタミンB1・B6・マグネシウム。これらが心臓強化に役立つといわれます。

健康成分を生かすのはトンカツが一番だとか。コツは2度揚げ。180度の油で1分30秒揚げ油から引き上げて、そのまま4分間おきます。もう一度180度の油で40秒揚げて引き上げます。

また、ヒレ肉にとろろ昆布を巻いてから揚げると昆布のうま味が加わり、栄養も風味もアップするそう。

免疫力を上げる豚肉の食べ方

部位によって栄養特性が異なる豚肉。豚のモモ肉は免疫力を高める良質なアミノ酸とポークペプチドが最も豊富だとか。マヨネーズを塗って調理するとマヨネーズの酸味が吸収を高め、油によって栄養を閉じ込めます。

豚肉は寄生虫などがいる恐れがあるので充分に火を通すことが大事ですが、電子レンジで蒸す(加熱)と栄養の損失が少なくてすむそうです。

image by: Shutterstock

 

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