【書評】世界中の一流人が100年以上支持し続ける、人生の質を上げる本

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「時間」について書かれた書籍は多数発行されていますが、その内容は「時間をどううまく使うか」といった、読み手を焦らせるものが多いと思いませんか? 今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』を配信する土井英司さんが「だまされたと思って読んでください」と勧める1冊は、100年前の「時間本」。世界中の一流人に支持されている、読むと幸せになれる良書だそうですよ。

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自分の時間』アーノルド・ベネット・著 三笠書房

こんにちは、土井英司です。

先日、経沢香保子さんとの対談セミナーで、土井のおすすめ本として、セネカの名著『生の短さについて』をご紹介しました。

本日ご紹介する1冊は、この『生の短さについて』同様、時間に関する歴史的名著です。

渡部昇一さんが訳・解説を担当し、佐藤優さんが推薦しているということで、ついつい手に取ってしまいますが(笑)、だまされる価値は十分ある本です。

この『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』は、20世紀のイギリスを代表する作家、アーノルド・ベネットによる作品で、およそ100年前に出されたもの。

訳者・渡部昇一さんの序文によると、

「時間」について書かれた実用書で、これほど世界中の一流人たちに支持された本はないかもしれない。

とのことです。

読んでみて気づくのは、本書は「時間管理の方法」や「時間を有効活用する方法」について書かれた本ではなく、人生の質を上げてくれる本なのだということ。

朝、目覚める。すると、不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。

というメッセージを読んで、じつに満ち足りた気持ちになりました。人生のすべてを見直したくなる、そんな本です。

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