日本が呼ばれている。ハーバード大学が教える「日本の価値」

 

フランクリンの十三徳

米国在住のりばてぃさんが、ベンジャミン・フランクリンが理想とする人間の生き方や美徳をまとめた「フランクリンの十三徳」が、日本の武士道と同じ事を言っているという。

  1. 節度を持て。食べすぎ、飲みすぎに注意。
  2. 寡黙であれ。誰かのためや、自分のためにならないことを話すな。無駄口をたたくな。
  3. 秩序を保て。整理整頓。時間厳守。
  4. 覚悟を持て。やると決めたら必ず実行しろ。
  5. 倹約しろ。誰かのためや、自分のためにならないことに金を使うな。浪費するな。
  6. 勤勉であれ。時間を無駄にするな。常に有益なことに努めろ。不要な行いを排除しろ。
  7. 誠実であれ。人を害する嘘をつくな。私心を捨て、公正に考え、発言しろ。
  8. 正義を貫け。人を傷つけたり、人へ与える恩恵を怠るな。
  9. 偏るな(中庸であれ)。極端を避けろ。怒っても当然と思える時でも感情に任せて怒るな。
  10. 身を清めよ。身体、衣服、住まいの不潔を黙認するな。
  11. 平静を保て。小事や日常的に起こる出来事に騒ぐな。
  12. 貞操を守れ。性交は健康維持や子づくりのためのみとし、性欲に溺れて自他の平安や信用を傷つけるな。
  13. 謙虚であれ。イエス及びソクラテスに見習うべし。

で、イエス及びソクラテスに見習うべしは日本の武士道にはないが、ほかの項目はすべてが日本の武士道や石門心学や論語で書かれていることである。しかし、米国では、この「フランクリンの十三徳」を体現している人はいずに、理想的な人として見られているのみである。

しかし、日本人の中では、この「フランクリンの十三徳」を体現している人が多くいることにビックリするようである。

(参考)●【日本再評価】「ベンジャミン・フランクリンの13の美徳」は日本文化では当たり前

print
いま読まれてます

  • 日本が呼ばれている。ハーバード大学が教える「日本の価値」
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け