ナンパなどの出会いから、LINEを教えるということは多いであろう。
ところが、これは相手が異常な者であると、ストーカー被害であったり、デートDVを受けたりと、酷い被害を受けることがある。
特に開放的な心持ちの時と家に帰って落ち着いた心持ちの時は、その対応も異なってくるであろう。
学校教育下では、情報リテラシーについての教育も進んではいるが、その実、家庭教育の差異が激しく、学校のみではそもそもとして、対策が薄くなるというのは当然の結果として捉えることができる。
対処は基本、住所や名前など個人情報は教えない。
表示されないというように設定をしたり、自分ルールを設けておくことが望ましい。
特に親には、見えないコミュニケーションを子どもたちは当たり前で取っているわけであり、その変化はかなり観察する必要がある。
できれば業者に、何らかの有効対策を取ってもらいたいところではあるが、それも難しいことから、自己防衛力を高めていくしかないであろう。
私はこの「伝説の探偵」による資金やT.I.U.総合探偵社のCSR基金を使い勝手に彼らと対峙するが、それも限りがある。
どの被害者も同じように、自分が被害に遭うとは全く思ってはいない。
ただ、被害にあって、驚き、運が悪いとでも思うのだ。
狙っている者がいれば、必ず被害は起きる。
単純にその数が表面化しづらいだけなのだ。
法に期待ができないのであれば、実態を伝え、少なからず、それを聞いた人がほんの少し意識を変えることに期待するしかないだろう。
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『伝説の探偵』より一部抜粋
著者/阿部泰尚
2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
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