高畑淳子の息子が逮捕。二世タレントや世襲政治家は何が問題なのか?

2016-08-23 16.23.01
 

8月23日、女優・高畑淳子さんの長男で俳優の高畑裕太容疑者(22)が、ビジネスホテルの40代女性従業員に性的暴行を加え、群馬県警に逮捕されるという衝撃的なニュースが入りました。彼を筆頭に、最近は芸能人や政治家の間で「二世」と呼ばれる人たちの存在が目立ってきているようです。メルマガ『8人ばなし』の著者・山崎勝義さんは、日本人の職業に順位を付けた場合その最下層に政治家や芸能人が入るとし、それらの業界にいる「二世」の存在が気になるとか。彼らは、芸能人なら親以上の才能がなければデビュー時から「七光り」と言われ続けるし、政治家は世襲によって権力の腐敗が起きる懸念があるなど、「二世」の抱える問題点を指摘しています。

日本の職業カーストについて

なろうと思いさえすれば、医師や弁護士に年齢制限はないから、いつでもなれる。が、公務員やサラリーマンはそういう訳にはいかない。プロスポーツ選手などに至っては、世間一般で言うところの「働き盛り」には引退時期がやって来るからさらに難しい。

そんなふうに各種の職業を可塑性あるいは不可塑性という観点から見れば面白い職業カーストが出来上がる。

第一位:プロスポーツ選手
早い人だと20代後半には引退を余儀なくされる。

第二位:オフィスワーカー
中途採用にも限度があるし、そもそもサラリーマンとしての勤務経験が中途採用の条件だったりする。

第三位:脱サラ職業各種
ラーメン屋だの蕎麦屋だの、よく聞く話である。

第四位:医師や弁護士などの国家資格職業
困難ではあるが試験に合格しさえすればよい。

第五位:芸能人(芸人)
誰でもなれる。上記の各種職業からの転身者も目立つ。

第六位:映画監督
誰でもなれる。下手をすると、芸能人(芸人)としてそこそこ売れることがこの職業への最短距離のような気さえする。

第七位:政治家
誰でも、それこそ芸能人(芸人)でもなれる。

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